けいひげです。

私は、専門学生から親交のある友人がおります。

ヒデさん（仮名）といいます。

以前こちらのノートで紹介させていただきました。

https://note.com/40keihige/n/n913c5580ebc3

私と同じ陰キャラですが、非常におおらかな性格をしており、生き方において色々影響を受けた方です。

昔

私が当時二十代の頃、東京でヒデさんと食事した際
静岡で食べた鰻がとても美味しかったと言う話となり、土曜日に車を運転して食べに行くことになりました。

運転は、ヒデさん。

店開店が17時、東京から静岡某所まで車で5・6時間、
午前に出発すれば開店時間に間に合うと計画立て。

翌日の土曜日

予定通りの時間にカーナビをセットして、いざ出発。
車では初めて行く場所だけど、ナビあるから大丈夫だろうと判断しておりました。

暫くして順調に進んでいると
カーナビ「次の道を右折です」
ヒデさん「オッケー👌」と返事は良かったんですが

なぜか左折。

ヒデさん「あ。」

あれー道間違えたじゃん🤣しかも、当分Uターンも右左折もできない一本道だよ、どうするの？

するとヒデさん「ん？別に間違えてないよー(´ｰ｀)」

いや、カーナビが示した道と全然違うじゃない。これは間違えたでしょ？

ヒデさん「大丈夫だよ、方角あってるし。
そもそも間違えたかどうかは、目的地にたどり着けない時にいう言葉だから。
それに俺、いまこの道の先に何があるのだろうと、テンション上がって楽しい気持ちよ(*´∇｀*)」

この言葉を聞いた時、あーなるほどなぁと。

自分は一個のミスで直ぐ凹み、焦り倒してしまうのですが、ヒデさんはそうではないんだなぁ、と。
自分が小さく感じたのを覚えています。

一見「間違いを認めたがらない、屁理屈言ってるだけ」と思われがちですが、彼は違います。

ミスはミスで謙虚に認め、謝ることができる人です。
ただミスの定義が私と異なるのだな、と。

とても印象に残っています。

ヒデさん「やべーあの建物凄くない？ちょっと車止めて見てみる？」
本当に楽しんでるな😊よし、そのノリでいきますか。その後はゲラゲラ笑いながらの旅路となりました。

そして

予定時刻の17時ではなく19時過ぎに目的地に到着！
後は美味しい鰻を腹一杯食べましょうね！

あれ

店員が店じまいしてるんですけど。。
定休日ではないよな💦な、なぜ

店員「鰻、本日分売り切れたから店じまいです。
この辺の鰻屋、みんなそうですよ。
この時間だと空いてる鰻屋ないと思いますよ」

私「・・・」
ヒデさん「・・・」

ヒデさん「ごめん、ミスったわ。。」

仕方なくファミレスで日替わり定食を食べ、六時間かけて東京に帰宅、車内はそれは静かでした。

おかしいな。行き当たりばったりは気をつけましょうと言う話になってしまった😅

おしまい。

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