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休職への選択

お正月に大きな地震があり、被災地の皆様のこと思うと心が痛みます。どうか安心安全な生活が戻りますよう祈っています。

昨年の6月に常勤の私がはじめて休職という形をとった経緯を今回お話しさせてもらいます。

最後の職場と思い、思い切って転職した職場は労働条件もよく働きやすい環境でした。みなさんも親切で、なんと私ラッキーなんだろうと思ったのは入職2か月くらいまで。

同じフロアのある方となぜか話をしても噛み合ってないなあと思うことが多く、徐々にその方の言葉が私に対して強くなってきた印象がありました。
挨拶しても返答なく、「あれっ、私の声、聞こえてなかったかしら❓」「体調が悪いのかしら❓」と思ってました。頑張ってコミュニケーション取らないといけないと思い、話題を作り、話しかける、話しかけるけどなんかすれ違う会話、無視されるような感じが度々ありました。
他の方がその方に話しかけても優しい口調で答えるのに、私の場合、キツイ口調と怖い表情での返答。
その方を含め4人でたわいのない会話でも私は無視されるという態度を何度か取られた時にはじめて気付きました。この場所に私はいない方がいいんだなあ〜、私の存在が嫌なんだぁって思うようになり、その方からどんどん遠ざけていました。しかし仕事上では話すこともあり、なんとか笑顔で話しかけましたが、やはりいつも荒い口調、怖い表情でした。

その方から「あなたのせいで仕事はうまくできない」「あなたのせいで余計な仕事もさせられるし」「あなたのせいで、私この仕事辞めたい!」と言われたり「嘘ついてるでしょ❓」と疑われたり。
そう言われると、私の心はどんどん小さくなり、ここに私の居場所はないんだ、存在を消そうと辞めた方がいいのではないかと。でもあと数年の辛抱と思いきかせ、経済的に仕事しないといけないし、出来るだけその方とセッションを取らないように努力しました。その方がいないのを見計らってお昼ご飯も5分でさっさと食べ、その場をさることに努めていました。私が能力がないから、アホやからと自分責めが続きました。人には言えず、言ってはいけないんだって思い込んでましたが、しんどくなり、とうとう姉には相談しました。
上司言ってみたらと。

上司に相談すると「パワハラでことを進めるとあなたにとって、それは得策ではない」と言われ、その方にはなにも対応はなく、しかし私への対応として、その方とあまりセッションがない状況設定と数ヶ月に1回上司が私へのフォロー時間を作るという内容になりました。
その対応で上司にその環境を作ってくださることに感謝し応援してくださる方がいるという気持ちでそれに答えようという想いで数年は継続しました。

根本的になにも解決しないため、心がすさみ、日曜のお昼からソワソワしたり、仕事のこと考えるとその方から怒られるんじゃないか、なんか失敗してない❓という恐怖心が強くなり、眠れない日々も続きました。
横になってはいるけれど、眠れない、頭の中は仕事のことばかりで不安と恐怖とで心一杯になる状況でした。休日には遊びに行くのも心から笑えてない私、その時の記憶も消えていることもありました。

家族が私の姿をみかねて、心療内科の受診を勧められました。
私の中では仕事はそれなりにできていると気持ちと月収なくなる不安、辞めたらどうなるのかの不安がいつも頭の中を駆け巡り、なかなか受診には行けなかったですが、かなり辛くなり、やっと受診しました。

受診の結果は
重度の鬱

その診断を見て、こんなに私、悪かったんやという気持ちとなぜかホッとした気持ちになったのを覚えています。

そして職場にその診断書をもって休職という形を取りました、

2023年6月中旬から現在も休職中です。

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