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昔の漫画って偏見あるよね

ちょっと主語が大きいタイトルだけど
最近、昔のドラえもんについて気になる出来事があった。


築40年の家に定住し始めた我々、
年明けからリノベ予定です。

まだ先ですがそのリノベ完了後、家に漫画を置きたい!
息子にも積極的に読んでもらいたい!

漫画は面白いだけじゃなくて
自分自身は、漢字やひらがな、単語を
自然と身につけられたり、知識も得たりしたなあと思ってる。
偉人系の歴史漫画、たくさん読んだな。

具体的に何を置こうと考えたときに
代表的な、普遍的な作品、ドラえもんが良いんじゃない?!

と、思っていたんだけど・・・
考えを変えた。

つい最近、ドラえもん漫画の計4コマをスクショした画像が添付された
とある方の X投稿を見たからだ。

 その4コマの内容は・・・

部屋に篭るのび太に、ドアの前から呼びかけるのび母

のび母
「いい子だから行ってちょうだい」

のび太
「いやだ!」

のび母
「おやつあげるから、おこづかいあげるから…。」

ドラ
「あまやかすからだめなんだ」
「ぼくにまかしといて」

ドラ部屋に入る

ドラ
「学校へ行きなさい‼︎」
「そんなことじゃろくなおとなになれないよ。」

「こんどだけたすけてあげる」
と言ってアイテムを取り出す

「のび太が強くなる」

どひゃ〜〜!!
価値観にびっくりした。
「のび太が強くなる」という回のワンシーンなんですが
1970年代に出されたものなので 学校行かない=悪いこと が当たり前。
読んでて息苦しくなってしまう。

息子は、幼稚園を登園拒否してたから
「小学校/中学校/高校 行かない!」となることを
想像してるし、準備してる。

心を無理させて学校に行かせるつもりは全くないし
もしそうなっても、どんどん別の環境を探していく。
まだ小さい息子に固定の価値観が刷り込まれるのを避けたい。


(ちなみに幼稚園転園したら、驚くほど楽しそうに毎日通ってる。)


漫画ドラえもんは、ピリリと厳しいこと言ったり
正論で「ははぁなるほど」と思ったりするのが醍醐味。
自分の価値観を持って判断できるオトナの読み物として考えた方がいい。
大袈裟だけど、それくらいことばや価値観って生き方を変える。


息子は、映画とかアニメとか、
マイルドなドラえもんに触れるのがちょうどいいなと思った次第。

私は有名な漫画は基礎教養として読んでおいた方が
これから出会う人たちとのコミュニケーションのきっかけになるんじゃないかって思ってた。息子への淡い期待。

でも、昔から愛されている作品であっても「おやおやおや?!」てことがあるとわかった。

そして夫よっちゃんは山口周さんのお言葉を借りて
「みんなが注目してないものに価値を見出していくことで
その人らしさが輝いてく」ということから、
有名な作品を触れてみて良いなと思えばそれを読み込んでいけばいいし、
違うなって思ったら自分が好きな漫画を探していけばいいんじゃないか、
とのこと。

さらには、
自分が経験したことない分野を知れるような漫画がいいと思ってる
ということで
「岳」
「宇宙兄弟」
「リアル」
「スラムダンク」
を選書しておりました!

何がおかれることになるでしょう。
夫婦一致しているのは「カイジ」かもしれません。
それこそ家庭内コンプライアンス的にOKなのか危ういけど
棚の上の方に置いておけば良いかな。笑

このテーマについて話したラジオもどうぞ。↓
この文章とまるっきりおんなじ内容ではありません。


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