見出し画像

読書メモ:免疫革命

免疫&炎症シリーズ4冊目は「免疫革命」

図書館から借りたのとパッケージ違うけどきっと中身はこれと同じかな

がん患者からの駆け込み寺的なお医者さんらしく、その筋では有名そう。
なので記述もわりとがん中心。

ガンはストレスが原因

もういきなりこれ。
ガンは自分の生き方の歪み、間違いから生まれたもの、として
自律神経免疫療法を進めているらしい。

交感神経緊張は万病のもと。
たしかにぼくもHSP気質で、仕事でちょっと気になるメールが来た瞬間脈拍が速くなったり、とストレス耐性は弱いから気をつけたい。

その一方で逆にリラックスしすぎたり過保護だと副交感神経優位が優位になって、行き過ぎるとアレルギーへ、とも。

バランス難しいなー。でもぼくは緊張しいなので、どっちかというとうまくリラックスしたい。

ガンを治す究極の四ヶ条
・生活パターンを見直す
・ガンへの恐怖から逃れる
・免疫を抑制するような治療を受けない、やめる
・積極的に副交感神経を刺激する

「免疫革命」より

リラックスするためには、最後の「積極的に副交感神経を刺激する」が重要になる。

まず食べ物で刺激

副交感神経を刺激する食べ物
柔らかい玄米、野菜、きのこ
軽い体操、入浴、散歩

「免疫革命」より

そして、笑うのがいいらしい

カズンズという人が膠原病で入院している病室に映写機を持ち込み、笑いまくって治した例が有名とのこと。

紹介されてたカズンズの著書「笑いと治癒力」も図書館で借りたけど、文体のせいか内容のせいかどうしてもスイスイ読み進められないのできっと返却期限までに読了しなさそう。たまにそういう本あるよね。

まず手始めには滑稽な映画がよかろうとわたしは思った。人をかつぐテレビ番組「どっきりカメラ」のプロデューサー、アレン・ファントが自分の代表作から選んだフィルムと映写機を送ってくれた。看護婦が映写機の使い方を教わった。昔のマルクス兄弟のフィルムまでわたしたちは探し出して、手に入れた。そして窓のブラインドを下ろして、映写機をまわした。
効果はてき面だった。ありがたいことに、十分間腹をかかえて笑うと、少なくとも二時間は痛みを感ぜずに眠れるという効き目があった。
(中略)
愉快な小ばなしを聞く直前と、それから数時間後とに血沈の測定を行ってみた。するといつも少なくとも5ポイント低くなっていた。その数字の差自体はそう大きくはないが、しかしそれは持続的であり、累積的だった。わたしは、笑は身体の薬という昔からの説に病理学的な根拠があるということを知って、嬉しくてたまらなかった。

「笑いと治癒力」より

この項を読んでから急にぼくはお笑い番組を見始めるようになった笑

爪もみ療法

そして副交感神経を優位にするためには、「爪もみ」が効果的、とのこと。

毎日、朝昼晩、手や足の指の爪の脇のところをもめばいい。ただそれだけ。

ぼくはぜんぜん知らなかったけど、「爪もみ」で検索するとたくさん出てくるのでわりとメジャーな取り組みらしい。
爪もみ専門の本もたくさん出てるみたいだ。奥が深いな!

特にやって損はないだろう、と気がついたらやるようにしている。

最初は少し痛みも感じたけれど、徐々に痛みは感じなくなったから、揉まれて柔らかくなってきたのかな?慣れ?

たしかに爪もみするとちょっと血糖値下がる気はするが、プラシーボかもしれない。

五十肩の原因

ぼくが苦しんでる五十肩についても書いてあった。

五十肩の原因は片側寝(横向き)による肩関節や腕の圧迫、だって!

いやー、たしかにずっと片側寝してる。しかも右側で笑

去年の冬、ネコに毎日腕枕してたら一気に悪化したのも納得。

でも整形外科でもカイロプラクティックでも整骨院に行っても、誰にも「横向きで寝てますか?」なんて聞かれなかったよ?

みんなには当たり前のことかもしれないけど、ぼくには目から鱗。
この本からの最大の収穫!

対処法は当たり前だけど

なるべく仰向けになって寝る時間を長くすること

「免疫革命」より

あとは、痛い方の肩を動かしたりお風呂に入って血行をよくすることが大事、と書いてあった。

何十年間もずっと片側寝してたけど、できるだけ仰向けでがんばってみよう。

睡眠もいろいろ改善の余地がありそうだから今度調べてみよう。

ほとんど仕事してないのに、なんだか次から次へと忙しいなぁ。

糖尿病

お待ちかね?の糖尿病については

糖尿病の病気の背景はがんばりすぎ、働きすぎ

「免疫革命」より

人との比較はわからないけど、だいぶ無理してきたのは事実。

交感神経の緊張自体が血糖値を上昇させる、とあり、これはほんと自分でも実感してる。

仕事で緊張したりイライラすると食べなくても血糖値がグングン上がる!

セミナーで喋るといつも食べてないのに高血糖

そしてストレスによる交感神経緊張状態は分泌現象を抑制するため、インスリン分泌が抑制されてそれが血糖上昇に拍車をかける、とも。
ただでさえ少ないぼくのインスリン分泌が!

ではどうしたらいいのか?

がんばりすぎを止めることで、糖尿病から脱却できる
(中略)
痩せ〜普通の体型の人が糖尿病になって食事制限をすると、病気をさらに悪化させます
なぜなら、ひもじい思いが交感神経緊張の極限をもたらすからです

「免疫革命」より

ひもじい思い!
たしかに節制しすぎは逆にストレスになる、と他の本にも書いてあった。
「できるだけ」食べたいものを食べた方がいい、のかもしれない。

ぼくは完璧主義者っぽいところがあるから、適度に緩めていきたい。

呼吸

ぼくも悩んだ呼吸問題にも言及

呼吸は意識と無意識に跨る

交感神経が緊張しているようなときほど、意識して深呼吸することでリラックスの呼吸が始まって、緊張が和らぎます
筋肉があればあるほど、維持するために酸素が送り込まれ、交感神経緊張状態が起こって、病気を招く体調をつくる

「免疫革命」より

血液の循環で体を冷やさない

多くの病気が血行障害から起きている。
(中略)
血液の循環はリラックスの神経である副交感神経の支配を受けている。
循環をよくするには身体を冷やさないこと。こまめに身体を動かすことが大切。
冷やさないためには、冷えたものを身体に入れないことも大切。基本的に冷たいものを飲んだり食べたりしないほうがいい
(中略)
逆に身体を温めること(入浴や運動)は積極的に行うべき。

「免疫革命」より

はっきり言って、冷たい飲み物で体を冷やすのが大好きだったけど、これを機にょっと控えるようにしてる。

これでまた少し体にやさしくなれたかな。

結論:爪もみしながらがんばらずに、のんびり過ごしていきたい。

今回の図書館の収穫。免疫と炎症シリーズはここまで。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?