や、よくあるんですけども。
便利な言葉で、都合よく自分を騙したがってませんかね？
って話です。

いや、マジで。
みんなそんなつもりはないんです。
……ないんですが。

そのつもりがないってことは、自覚もないので、そもそも変えようがないっていう_(:3」∠)_

自分がそのつもりもないのに勘違いしてしまうのは、結果として、ギャップが無意識に発生することで、苦労しやすいので。

たとえば、「自分は不幸だと思う」ってことにしましょう。

その不幸って具体的にはなんでしょう？
どういった状態にあるから不幸なんですかね？
不幸と幸福はどんな程度の割合で、どこから先がどう不幸なんでしょう？
どうなったら不幸じゃなくなるんでしょうか？

そういうの、都合よくぼやかしてませんかね？_(:3」∠)_

いいことなんて何もない、自分はいつもうまくいかない、どうして自分はこんな目に……。
なんて、自分の望む結果に誘導して考えがちなのですが。

たとえば飯がうまければそれだけでいいことですし。
手足が自由に動いて行動できたら、それはうまくいってるし。
なんでこんな目に、と思える時点で、大抵の場合は余命何ヶ月とかではない一定の余裕があります。

そりゃまあ、自分としては別に、嬉しい状態でもいい状態でも望み通りでもないかもしれませんが。

それはそれとして。
一般的には死なないレベルで御飯食べられて、そこそこ味わえて、そこそこ身体が自由って時点で、一定の幸せというか。
少なくとも自由裁量とそれなりの自由度はあります。

そこでまあ、自分を卑下したいならそれは自由ですけども。
だけど、少なくとも、そういった自由がなくて困ってる人はいるので。

まあ極端な話、身体が不自由だったり飯もろくに食べられないって人の前で、さすがにそれは言えないと思うんですよ。

さてもう一度聞きます。
その不幸って、どのへんがどれくらい不幸って話なんでしょう？
包括的で便利な言葉に、自分の都合いい解釈を乗せてませんでしょうか。

そうした「都合の良い解釈」に自分の人生を乗せていると、けっこう大変だよーって話です。

人は都合よく、都合の悪いことには触れたくないので。
意外なくらい、目を閉じて耳をふさいでいたいですから。
ネガティブなことにしておけば思考停止できる、とかよくあります。

でも、そのへん知っておくと、逃げるのであれば堂々と逃げればいいし。
自分を騙すときは堂々と騙せばいいと思うので、楽になりやすいかなと。

人間、変に耐えたり苦しまないといけないわけでもないのですけども。
「耐えたり苦しんだりしないといけない、そこから逃げたい」って思うあまり、自分から溺れに行って騙されたいと思ってしまう生き物です。

実際、深さ30cmのプールでも溺れるときは溺れるので、それはそれで自分から溺れても構わないのですが。

それでも、あくまでも底なしの深海じゃないので。
「深さ30cmのプールで、自分で溺れようとしてる」って自覚はあったほうがいいんじゃないかなーと。

絶対的な安心感とその後の対応が違うので。

そんな話をしていこうかなと思います。

自分を騙そうとすると、あとからめちゃくちゃ苦労したりするので。