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【AIの衝撃、、冷や汗が出た】

2040年に来ると言われていた「シンギュラリティ」が2025年頃に始まる?!話題の人工知能の創造性をチェックしてみたら大変なことに、、
シンギュラリティとは、AIが人間の能力を超える時点 や、それにより人間の生活に大きな変化が起こるという概念のことですが、2015年にコンピュータ囲碁プログラムAlphaGoがプロ棋士を破った頃は、AIというよりコンピューター(電子計算機)の賢い仕事というイメージでした。ところが、今話題になっているChatGPT(https://chat.openai.com/が生み出す物語は、人間の創造性のレベルに到達しているといると感じます。

アートは人間が生み出す創造性の最たるモノで、この領域こそAIに奪われない仕事と言われてきました。幾つかの要素をリクエストすると音楽が作れたり、ゴッホ風の絵画を描いたりするAIはありましたが、ChatGPTまでくると、アートが人間だけの領域かどうか怪しくなってきました。

ChatGPTとはなんですか?とChatGPTに聞いてみると
”ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理の人工知能モデルです。ChatGPTは、Transformerと呼ばれるニューラルネットワークアーキテクチャを使用していて、大量のテキストデータを学習し、人間のように自然な言語を生成することができます。質問応答、対話、文章生成など様々なタスクに使用されています。”
とのことです。

人間の作る物語とAIの作る物語。どちらが感動するか?ChatGPTで実験をしてみました。
私が「アート×デザイン思考」のセミナーで行なっている創造(妄想)力のワークショップで人物と場所を結びつけて物語を創作するワークがあります。このワークでは、まず人物の写真から1人選びます。

次に場所の写真から1箇所選びます。

この2枚を組み合わせて物語を創作します。
例えば、あなたがルパンと大仏を選んだとして、この場でルパンと大仏が出てくる物語を創ってください。
というワークです。下を読まずにルパンと大仏の出てくる物語を妄想してみてください。


ChatGPTの妄想力
ジョブズの発言や多くの書物の中で創造性とは結びつけることに過ぎない。と言われています。人物と場所を結びつけることで誰でも簡単に今までにない新しい物語を創造できるというワークですが、これをChatGPTにやらせてみると衝撃的な答えが返ってきました。

ChatGPTのチャット画面


なんと、ルパンは大仏と対話して心を入れ替え泥棒を止めるというだけでなく、人間への尊い教えもちゃんと解かれています。衝撃的に良い話で、今まで何人にもワークをしてきましたが、これほど感動的な物語は他にないくらいです。

この物語の生成に30秒もかからないのです。
こんなAIがすでに誰もがタダで使える時代になているのです。

他にも、日本の人口減少をストップさせる方法を聞くと

下手な政治家よりマシな回答がかえってきます。

アメリカでは高校生や大学生らが「小論文」や「数学」などの宿題をChatGPTにやらせて、それを自分がやったことにして教師に提出するなど、不正に利用するケースが多発しているそうです。

2015年12月「AIの導入によって日本の労働人口の49%の仕事が10-20年以内になくなる」というレポートが、野村総研とオックスフォード大学の共同研究によって発表されましたが、創造性という人間の得意分野でさえ脅かされてくるわけです。

米マイクロソフトがOpenAIへ最大で100億ドル(約1兆3200億円)の投資を視野に交渉しているそうで、AIの進化はさらに加速して、シンギュラリティは前倒しでやってきそうです。
私たちはAIに負けない創造力を開花させるか、もしくはAIと共創して新しい世界を作っていく時代に時代になったということです。


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