日本人向け:広東番禺宝墨園

宝墨園の前身「包相府」は、清朝「嘉慶」(1796〜1820)時代、北宋の名臣「包拯」(999〜1062)をまつるために建ちました。嘉慶4年、親政を目指す嘉慶帝は、収賄によって巨万の富を得ていた軍機大臣「和珅」(わしん)を自殺へと追い込みました。包相府の建立には、「反腐敗」を願う民の思いが込められています。

「包拯」
文化大革命により失われたが、1995年に再建され、園の面積も300平方メートルから10万平方メートルにまで広げられました。清朝宮廷文化、嶺南の伝統建築や庭園文化、珠江デルタの水郷文化がここに集められています。

これからは3つのタイプのお客様に宝墨園の魅力を紹介いたします。


家族で遊ぶお客様:園内の池ではたくさんの鯉が飼われています。池の水はとても澄んでいて池の底まで見えるので、鯉が泳ぐ様子が何とも涼しげで気持ちが良いです。

ここの錦鯉はとても大きくて数も多いので、エサあげの光景もなかなかの迫力!園内ではエサを売っているので、子どもたちにエサあげ体験させてあげよう。さらに、静かな庭園の中には無料で利用できる子供用プールが二つ、大人用プールが一つあります。ここの”庭園プール”はとてもきれいなことで有名なので、暑い日の水遊びにお勧めします。

(この写真の魚は一見小さいと思われるかも知れないですが、実際、その重さ50kgを超えています、長さ1.2メートル以上)

植物を好きお客様:園内に植えられている主な植物は、イヌマキ、柑橘類の観葉植物ゲッキツ、漢方薬にも使われるテリハサンショウ、イチョウ、大葉ガジュマル、サルスベリなど。ほかに、たくさんの嶺南盆栽も見られます。

植物鑑賞でぜひ訪れたいのは、園の南西に位置するバラ園です。50品種30万株の赤、白、紫、黄など、色とりどりのバラたちが美を競っています。

チャイナローズ、芳香バラやダブルデライトなど有名な品種も揃っています。芸術に触れるお客様:園内には「治本堂」、「宝墨堂」、「清心亭」、「仰廉橋」、「紫洞舫」、「龍図館」、「千象回廊」、「風味食街」の8スポットがあります。

宝墨園全体の特徴は、たくさんある池や川が庭園造りにうまく使われていることです。景観美のほか、伝統工芸や美術品の整備にも力を入れており、陶像、石灰像、石刻、レンガ彫刻、木彫、五彩、嵌瓷などの芸術品がコレクションされています。


その中で特に注目なのは、3万個もの青磚(黒レンガ)で彫刻が施された「吐艶和鳴壁」です。600羽以上の鳥、50種類以上の花・樹木が彫られています。

陶瓷浮雕(の「清明上河図」の立体的なポートレートは見る人をその世界に引きこむような魅力があります。

入場券:宝墨園54元/人 南粤苑(分園)50元/人

宝墨園+南粤苑104元

場所:广州市番禺区沙湾镇紫坭村宝墨园

開放時間:8:00-17:45(月―金曜日)

8:00-18:00(土日)

交通案内:タクシーでおすすめします


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