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広告制作雑感

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昭和から平成の終わり頃まで、三十年以上に渡って広告制作に携わってきました。その中で印象に残った事を、思いつくままに書き連ねています。
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記事一覧

広告のアイデアはパクリ?

広告制作雑感 その1  通学にバスを使っていた中学生の頃だったと思う。ボンヤリと車窓から…

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CM企画と完パケの乖離

広告制作雑感 その2  前回、中学生の頃に見たポスターの件を書いたが、他にも「このアイデ…

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CMは、終わりよければ全てよし?

広告制作雑感 その3  クリエイターが悶々とする程度なら、TVCMの企画と完パケが乖離してい…

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広告は、天職にあらず転職なり?

広告制作雑感 その4−1  当時、一般企業に就職した人は基本的に転職せず、最初に就職した…

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転職?いいえ、単なる転社です

広告制作雑感 その4−2(4−1のつづき)  尽力してくれたであろう従兄弟に、採用のお礼…

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制作と営業、外注をめぐる葛藤

広告制作雑感 その5   広告代理店の場合は、営業がクライアントに関わる事のほぼ全てを取…

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制作と外注、上司の癒着

広告制作雑感 その6  「外注との癒着」に関する対応は会社によってかなり異なり、露見した場合の結果も天と地ほどの差があった。  ある中堅代理店では私が発注した個人(フリーのデザイナー)に、営業が勝手にキックバックを要求していた。その事で外注がヘソを曲げてしまい、制作業務に少なからず支障が出て来た(だからこそキックバックが露見したのだが)。  この件を営業部の責任者に報告し善処を求めたが、特に問題視される事も無く、外注に余分に支払ったキックバック分の裏金は、最終的に「使途不明