南村まい|5STAR MARCHE

1993年生まれ 産直ECセレクトショップ「5STAR MARCHE] 運営 。地元和…

南村まい|5STAR MARCHE

1993年生まれ 産直ECセレクトショップ「5STAR MARCHE] 運営 。地元和歌山でおいしい食品発掘、生産者訪問を行っています。 / 社内ベンチャーにとりくむ会社員/ 熊野・高野公式通訳案内士 / 和歌山県

最近の記事

ブランドを知れば100倍楽しくなる、サツマイモのお話

4種のサツマイモの販売を開始した。「シルクスイート」「紅はるか」「安納芋」そしてブランド名が「紀州金時」という金時芋だ。スーパーの野菜売り場に並んでいるサツマイモは単に「さつまいも」のみの表記であることが多いので、あまり意識することはないが、ブランドによって特徴や生産地、風味や硬さ食感が異なることを知っていればお取り寄せも、少し楽しくなりそう。 そう思ったので、本日はサツマイモについて書いていこうと思う。タイトルのお写真にも登場しているのは、200年続くサツマイモ産地で5代

    • 和歌山産直ECサイト「5STAR MARCHE」が本気のリニューアル!

      先日、実際に私が訪れて、おいしい!と思った生産者さんの商品をセレクトして販売している産直ECサイトを大幅リニューアルを実施した! 夏を彩るおいしい商品をたくさんに追加している他、今まで商品ページに載せきれていなかった、農家さんとのちょっとした会話や海鮮加工者さんのこだわりの裏話、商品開発に至った経緯まで、沢山の情報を詰め込めるようになったのが何より大きい。むちゃくちゃお得なキャンペーンも実施中なので是非サイトのことを知っていただきたく、今回は5STAR MARCHEについてあ

      • 単調な作業に癒される 紀州南高梅で梅仕事!

        初夏を感じ始めると、和歌山のスーパーには果実酒用の瓶とホワイトリカーがセットで並び始める。梅酒仕込みの季節がもうすぐやってくる。 色々な大きさ、色の梅があるが、その違いがいまいち分からない・・・という人も多いかもしれない。 簡単に言うと、見た目が緑色で硬いのが梅シロップや梅酒に適した「青梅」、見た目が黄色で桃のような香りがするのが梅干しづくりに適した「完熟梅」だ。採る時期によって呼ばれ方が異なるが、同じ地域で流通するのは同じ品種の梅であることが多い。丁度青梅の収穫が目前なの

        • すもももももも、もものうち。読めば「感動農家」の桃が食べたくなる!

          ミニピーチの販売を開始した。「ふくおとめ」と「ひめこなつ」という品種だ。和歌山県内の大きな桃農家さんでも、なかなかこの品種を育てられている農家さんには出会わない。さすが康平さん、という気持ちがまた強くなる。 *今年度のすももの販売を開始しました! ▼すももといえばコチラ!大石早生すもも▼ ▼さくらんぼサイズで濃厚甘い!メスレースモモ▼ スモモと桃の季節直前になると、産地には少しずつそわそわとした雰囲気が漂ってくる。6月に入ると、週替わりに色々な種類のスモモや桃の収穫が始

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          歴代No.1旨いメンチカツが、ジビエのメンチカツだった!

          先日、くどやま駅内にあるおむすび屋「くど」でジビエのメンチカツをいただいた時、あまりにもおいしかったのでなんのジビエ肉ですか?とうかがった所、私もマルシェ事業で以前からお世話になっているひなたの杜、湯川さんのさばいたイノシシ肉であると教えていただいた。 (本当に県内の食に関わる方々は、いつもどこかでつながっている感ある・・・!) 湯川さんとは2年前に知り合い、ジビエの解体を見学させていただいたこともあり、その後も継続的に交流をさせていただいている。 今回、イノシシミンチの

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          熊野本宮のシュークリーム屋さんChouxの魅力にせまる

          知れば知るほど魅力がダダ漏れ(笑)の和歌山県熊野エリア。和歌山県人でも和歌山市内に住んでいたりすると、車で3~4時間くらい余裕でかかってしまうので、なかなかフラっと行くような距離ではないが、和歌山県民なら誰もが1度は訪れてみたいと思っている(はず)! こちらの魅力は熊野三山や熊野古道だけではない。川を掘れば温泉が湧き出る「川湯」(仙人風呂)があったり、お茶の文化が根付いていたり、(熊野の方々は朝起きて歯を磨くのと同じレベルで、窯で葉を炒って急須でお茶を炒れる、ということが生

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          甘めでウェット!釜炊き「クラフトお塩」のおはなし

          農家さんとお仕事をしていると「お野菜、まずはつけ塩だけで召し上がってください」と言われることが良くある。お米も「まずは塩むすびで」、ジビエも「まずは塩だけで」。 どうやら食感や風味を邪魔せず、その食材の味をぐっと引き立たせてくれる「いいお塩」の存在は生産者にとって心強い存在のようだ。 そんな生産者さんたちが絶大な信頼を置いているお塩があると聞いて、和歌山県御坊市塩屋町を訪れた。「塩屋」??という町の名前とも関係ありそう・・・! 生産者支持率No.1のお塩が和歌山県の塩屋町

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          200年続くみかん農家へ脱サラ親元就農!貴志さんにお話しをきいてみた

          県内で生産者さんをまわっていると、農家の跡継ぎ問題はよくトピックに上がる。この問題についても色々と取り組みを考えていきたいと思っていたところ、同じ会社で仲良くしていただいていた貴志課長が退社され、200年続く実家のみかん農家を継がれる予定だということを伺った。既に有給消化中で、ご両親の畑で見習いをしながらみかんの勉強中だという。貴志さんが会社にいなくなってしまったのは悲しいが、新たなスタートを切った貴志さんに今後のことを聞いてみたいと思い、有田市の畑をおとずれた。 農家見習

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          お豆腐への愛がすごい!「Tofu & Botanical Kitchen LOIN」 ランチレポート

          昨年出会えてよかったレストラン私的第1位の「Tofu & Botanical Kitchen LOIN」が雪解けを機に春メニューをスタートしている。 極寒の日に訪れると、前菜の前にそっと出来立ての豆乳が差し出されたり、コースが「お豆腐ができるまで」のストーリーに準えられていたり、お茶とのペアリングが楽しめたり・・・お料理そのものの満足度にプラスして、帰るころには「良い映画1本見た」くらいの満足感と余韻につつまれる。来月訪問予定なので1度昨年の体験を振り返ってみる。 シェフ

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          再注目!しびれる旨さが特徴の「ジャパニーズペッパー」とは?

          小さなブドウのような見た目が特徴の「ぶどう山椒」が世界中で「ジャパニーズペッパー」と呼ばれ、再注目されている。私自身、焼き鶏屋でたれ系の串を注文する際は必ず山椒もリクエストするほどの山椒好き。自炊する際も、お肉料理や卵料理には欠かさずプラスしている。山椒には、ワサビほどのパンチやトウガラシのような圧倒的な「辛味」はないが、スーッと抜けるような香りと舌のしびれが長く続き、お料理に程よいさわやかさをプラスする。海外ではチョコレートやアイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品にも合わせ

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