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とにかく熱い

なぜ、そこまで仲間を信じれて想いやれるのか。
純粋に勝ちたくて、すさまじい熱量で当たり前のように努力できる。
そんな姿を観ていると、自分の人生でこんなにも熱くなれたことがあったかなと振り返り、後悔や同じ場所にいて、その熱量を浴びたいと思った。

新しい技術を身につけて、こんなに頑張ってきたのにそれでも勝てないのかと、登場人物に共感して自分も熱くなってしまう。

アニメ「ハイキュー」にハマり、次回作を早く見たいという感覚が久しぶりで、こういう状態のときはとても幸せに感じる。
キャラクター其々の表情や動き、アングルなど一つ一つ各場面の画を鮮明に覚えているからこそ、またその感動を味わいたくて何度も観たくなる。

純粋だからこそ全力で挑み続ける日向、田中、西谷はカッコいいし、普段無愛想な影山、月島は冷静で頭がキレて常に凄いものを見せてくれる。
チームの土台で支えてくれる安心感のある東峰や澤村、菅原さんには憧れる。
一緒に戦いたいと自分の武器を身に付けて、戦おうとする山口は一番身近に感じて「山口いけるぞぉ」とその場にいるかのように口に出して応援していた。

やはり人は、全力で生きている、熱くなっている姿を観ることが好きなんだと思うし、それを純粋に憧れて、そういった環境に身を置きたいと思う自分がいることに、少し驚いてしまった。

最近「Free!」というアニメも観ていて、その2作品を通して
純粋って強いなぁと思った。
どうしても熱くなりすぎたりカッコつけたりスカしたり、本音で仲間にぶつかることを恥ずかしい行為だと決めつけていたり、客観的に自分を見てしまい恥ずかしく思ってしまいがちだ。

でも、純粋だと
相手を想って本気で悩んで一緒に闘うことに対して、羞恥心なんか微塵も感じないんだろうと思う。
感じた感情に対して必要以上に理由を求めたり、疑うことをせず真っ直ぐに自分の能力に絶対的な自信を持っている。
だから、分析力の高い冷静なキャラクターよりも能天気でバレーバカと呼ばれるタイプのキャラクターの方が多く、中心となって活躍できているのだと思う。

ドキュメンタリー番組を見ているのと同じような感覚で、他人の人生を観て相手を想う人間関係や自分との向き合い方をハイキューとFree!から教えてもらえた。

菅原さんや武田先生が好きからして、改めて自分は優しくて頼りになる人が好きで、同じようになりたいんだと実感した。

昔からスポーツに関して全く興味がなく、集まって会場やTVの前で応援する人の感覚が理解できなかった。
自分が熱くなれたのはバレーが好きとかではなく、各々のキャラクターを好きになって勝手に共に戦う仲間のように身近な存在に思っていたからだと思う。

同じような理由で応援しているのだとしたら、そういった人の気持ちを理解できた気がした。
だから、スポーツに興味を持つには、選手に興味を持つことなのかも知れない。

同じ内容の会話でも、他人だと面白くないこと言って笑ってんなって思うけど、友達同士であればつまらない些細なことでも面白くなる。

内輪受けみたいなもので、共感して熱くなって応援するのは、心を許していたり面白い、好いている人がいるからだと思う。

そのように考えると、自分にはそういった部分が足りないなと感じる。


今回、度々出てくるキャラクターの名前、ハイキューついて知らない人にはわからないと思ったけど気にせず書きました。
キャラクターだけでも知ってもらえたらと思います。



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