気づいたら、お花屋さんでビールを飲んでいた。3
今日は、ビールじゃなくて烏龍茶だったんですけど。
3週間連続、日曜日の夜にお花屋さんに遊びに行っている、くりこです。
お昼ごろに、先々週Facebookの友だちになっている店主さんからメッセージ。メッセンジャーでやり取りするのは初めてだ。
「暇だから遊びにおいで」
ジメジメした空気、しとしと降る雨で、お店も暇らしかった。
18:30ごろから30分くらい、遊びに行った。ふだんの仕事の話を聞かれたり、わたしもお花の仕事のことを聞いたり。
濡れた町の通り道、お花屋さんの前を歩く人びとのなかには、店主さんに手を振ったり食べものを置いていく、なんて方がちらほらいた。店主さんがいつもお店の外に立って声をかけたりしているから、なんだろうな。
話すなかで、いま世の中にあるお花の事業はどう採算が取れているのか? など具体的なこともちょっぴり聞いた。
「次は、もうちょっときちんと事業計画を立てようぜ」
店主さんに言われて店を後にした。
来週も通うことになりそうだ。
いろんな可能性を考えて、花との付き合いかたを探る。
多くの人に、ちょっといい毎日を届けるために、どんなことができるだろう。
昨夜、地方から東京に来ていた友だちが泊まっていたのだけど、朝コーヒーを淹れてあげて、ごはんをつくっているわたしに、彼女がこんなことを言った。
「コーヒー飲みながら、お花眺めてたらぼーっとしちゃって。いいお家だなあ」
そう、お花がある生活って、ほんとうに味わい深いものなのよ。
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