仕事場に、花を飾ろう。
わたしは、家にいる時間があまり長くないほうだと思う。
家では寝ている時間が長いし、お花はもちろん愛でているけれど、慌ただしく過ごしているので見ている時間は短い。
それでもお花があることで部屋を汚さないための抑止力になるので、とても助かる。助かるのだけれど、ちょっと切ない。
会社のデスクにも花を飾ろうと思ったのは、そのころだ。
ほぼ一日中、デスクでMacBook Airに向かって調べたり調べたり書いたりする日々。その視界の端に入るように、花を置いた。
「ああ、もうダメだ……」「帰りたい」「やばいやばいやばい」「また修正かー!」
ひとりで脳内阿鼻驚嘆ごっこしているときに、まずは花を見る。それからゆっくり深呼吸。またMacBook Airに向かう。
家に飾る花とはまた違う効力を発揮してくれている。
「くりこさん、いつもデスクにお花飾ってるよね。すてき」
と会社のひとに言われるのも、照れくさいけどうれしい。あんまりデスクに花を飾るひともいないので、覚えてもらえる。「花のひと」と覚えてもらえるのは、単純にいいなあと思う。
仕事場をフルで改造することはできないけど、少しでもじぶんのすきなもの、うつくしいと思うものに囲まれていたい。わたしがいま、うつくしいなあと焦がれているのは花だから、花を飾る。何年かしたら、わたしのなかでの流行りも変わるのだろうか。
長い時間を過ごす場所、あなたはどう快適に過ごせるよう工夫してますか?
わたしもまだまだ考えて変えていきたいので、ぜひ教えてください。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございます! サポートしてくださったら、おいしいものを食べたり、すてきな道具をお迎えしたりして、それについてnoteを書いたりするかもしれません。