都合の良い日記。

毎日、日記をつけるほどのことも無いし、そこまでのエネルギーも無い。
だけど、楽しかった記憶だけは書き留めておきたいと思って始めた。
自分の都合の良いことだけを書く。
それが、都合の良い日記。

書き始めたのは、大学生活の終わり頃。
大学生活は、特別なことが無くても漠然と日々楽しかったが、仕事をするようになるとそうはいかない。
個人的に楽しさよりも辛さのほうが多い。
楽しかったことは、ほとんど休日の出来事に限る。
ましてや、楽しかったことのほうが忘れやすいと言う…だから記憶を記録したくなった。
毎日は無理でも、週末に纏めて書くくらいなら出来るし、書きたい時に書けば良い。
それなりに書き続けると習慣にもなった。
元々、何かの記録をつけるのは好きだからそこまで気負うこともない。

ウェブで残すことも考えたが、紙という形で残るほうが自分に合っている気がしたのでノートにした。
ノートはロルバーンのA5サイズを採用。
書きやすさはもちろん、スリーブにチケットの半券やショップカードなどを入れておけるので気軽だった。
書くにあたってルールは1つだけ。
「ネガティブなこと」は書かない。
自分の都合の良いことを書くからには、見返した時に反芻する記憶は良いものでありたいので、見返した時に、思い出したくないことは残さない。
楽しい、嬉しいといった明るい感情を残す。
すると自然と書く時の気分も上がる。

なんだかんだ書き続けて2年以上、良い思い出だけを反芻できるのは想像よりも良い。

これからも書き溜めて自分の中の素敵な記憶を残したい。

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