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支援を受けるハードル

 くれよんが始動し、施設を知ってもらうために様々な活動をしています。
その中で、地域の方々や、知人など様々な方々が協力してくださいました。
施設のスタッフもみんな、不慣れな営業活動に試行錯誤してくれています。そんな皆様のお力で、少しずつですが利用者様やご相談に来て下さる方々が増えています。
様々な不安や葛藤の中、温かなご支援に感謝しかありません。

そんなプロモーション活動の中で、感じることが、
「児童発達支援」「療育」に対する認知の低さと偏見です。

児童発達支援事業所とはそもそも、どういうものかというと、
発達に困り感のある未就学期・学齢期(原則18歳未満)の子どもたちが対象で、発達に応じた心と体の成長を支援し、自立した日常生活を送れよう様に支援する場所です。
また、療育を実施事業所のことを、障害児通所支援事業所といい、利用するためには「通所受給者証」が必要となります。

決して診断ありきの支援ではありませんし、支援を受けるために「療育手帳」がなくても支援が受けられるのです。

子育ては楽しいことばかりではありません。
一人の人を育てるってホントに大きな責任を担います。
けれど、子どもたち一人一人は個性があり、育つスピードも様々。
親だって初めての経験ばかりです。
これでいいのかな? こんな時どうしたらいいのかな?
不安や疑問が付きまといます。
また同時に、幸せなことや楽しいこともたくさんあります。
こんなに面白いことがあったよ❕
うちの子素敵でしょ❕

そういった子育ての様々なことを話し、相談できる場所が、
児童発達支援事業所なのです。

子どもたちや子育て中の保護者様はもちろんのこと、保育や教育に携わるすべての方々の相談できる場所が児童発達支援事業所です。

しかし、そのことがあまり知られていないのが現状だと感じています。
お話していると「障害児さんが通う施設ですよね」「うちの子には関係ない」「通うことで、偏見の目でみられるのではないか」などの保護者様からのお声があったり、
保育園の先生方からも気になる子や、支援を受けさせてあげたい子はたくさんいるけど、制度もよくわからないし、親御さんにお話しすることでトラブルに発展してしまうことも多いとのご意見も聞かれます。

「発達支援」という響きに高いハードルを感じる方が多いようです。
けれど「発達」の支援は誰もが通る道。
病院、保健センター、行政、
保育園、幼稚園、学校とその時々で様々な支援を皆が自然に受けています。

同じように、児童発達支援事業所も相談場所の一つとして気軽に立ち寄れる場所でありたいと考えています。

プロモーション活動でお会いした方々にはいつもそのことを伝えています。
そんな声が、地域のみならず日本中に広がってほしいなと大きな夢を描きながら今日もくれよんで頑張っています。

この記事が、どんな方にどんな形で目にとまっているかわからないけど、
もし、悩んでおられる方、迷っておられる方がおられたら、是非一度児童発達支援事業所へ相談してみて下さい。
ただお話するだけでも大歓迎です。
また、保育、教育関係の先生方
是非伝えて下さい「児童発達支援事業所は誰でも相談できる場所ですよ」と。そして、先生方も是非困りごとがあるときはお話に来てください。

子どもたちが自分らしく、認められる社会になるように、
子育てする環境が孤独なものにならないように、
児童発達支援事業所 くれよんはいつでも近くにいます。








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