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【森下洋次郎×ワクセル】布団を干す文化から洗う文化へ!後編

こんにちは!

住谷智厚です。


先日、フトン巻きのジロー株式会社取締役会長・森下洋次郎もりした ようじろうさんとのコラボレートで布団に関する豆知識をご紹介させていただきました

今回は、森下さんの経営に対する考え方や価値観について学んだことをご紹介していきます。

まだ読まれてない方は前回の記事も読んでいただけると幸いです。


整いすぎていたからこそ生まれた企業のきっかけ

ワクセル公式サイトより出典

森下さんは2000年に慶應義塾大学商学部を卒業したのち、大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパースへ入社されました。

そこでの会社員としての生活は、研修制度などが充実していて、給料にも不満を感じたことはなかったそうです。
しかし、全てが整いすぎていたからこそ自分が大きな歯車の中にいることに気付かれたそうです。

そこから、小さくてもいいから自分が歯車をつくりたいと考えるようになった森下さんは、起業することを決意されました。

僕もそうでしたが、一昔前だと大手の会社や福利厚生が充実した会社は給料も安定していて、将来も安泰だと感じる方もいるかもしれません。

しかしその現状から満足せず、自分の理想とする方向へ向かい続ける意志の強さは生半可な気持ちではなかったと思います。


事業が失敗しどん底から始めたブログが新たなチャンスへのきっかけに

ワクセル公式サイトより出典

前述の会計事務所を退社後、当時流行していたSNSを利用したIT会社を立ち上げた森下さんですが、どの事業もことごとく失敗に終わり、とても苦しい想いをされてきたそうです。

当時の新入社員に森下さんの会社のリベンジブログを書かれ、その影響でかかってくるクレームの電話を1人で受け続けたときは「人生のどん底だった」と仰っていました。

その時の経験を忘れないために事業の失敗をブログに書き始めたところ、その経験談を学生に語ってほしいと、立命館大学の客員教授として指名を受けたそうです。

やはりチャンスはどこに転がっているか分からないものですね。
さらに、僕と似たような境遇を経験したからこそ、失敗も立派な武器になるということを改めて気付きました。


ニッチ産業を狙い見つけたコインランドリー

ワクセル公式サイトより出典

立命館大学で客員教授をされている頃にアメリカで「イノベーションの鬼」と呼ばれていた方から、ニッチな業界を狙うことを教わったそうです。
その教えから、コインランドリーに活路を見出した森下さんは、まずは競合が少なく乾燥機の需要が高い沖縄県で事業を立ち上げられました。

その目論見が当たり、当時の一般的なコインランドリー業界の売上の倍以上の成果を出されました。。

当時は森下さん自らコインランドリーの店舗に立ち自ら接客をしていたそうです。
そこで利用者の声からそれまでの常識として布団は干すだけで、洗う文化がないことに気付かれたそうです。

その気付きから、今度は布団を洗うための技術を開発しされました。
それが成功して、今や全国的にチェーン店を出店できるところまで会社を成長させていると考えると、気付きを即実践に移された行動力は僕も見習うべきポイントだなと思いました。


生きるエネルギー源は「新しいことに挑戦していくこと」

ワクセル公式サイトより出典

森下さんにその行動力のエネルギー源はどこから来ているのか伺ったところ、「常に変わっていくこと」と「新しいことに挑戦していくこと」と答えられました。
常に自分自身が変化することと、それに対し毎日愚直に取り組むことを意識されているそうです。

今の森下さんのビジョンとして「布団を干す文化から洗う文化に変えたい」と掲げられています。
目標としては日本中の布団を洗い尽くすことだそうです。

さらにこのビジョンを達成するために、新たにデリバリーのサービスを考えられています。
常に挑戦することを体現されていてる姿は、本当に学ぶべきところばかりでした。

最後に

森下さんとコラボレートを通じて、日本中の布団を洗い尽くすという一見途轍もないことに感じるビジョンでも、必ず達成されるだろうと思える"信念""情熱"が伝わってきました。
そのビジョンに向けての効果的な行動目標も裏打ちされているかもしれませんね。

僕も何があっても行動し続けることや、常に変化し挑戦していく姿勢を見習い事業へ取り組むことを大事にしていきます。


それでは今回はここら辺で♪


《参考》
経営者対談 布団巻きのジロー株式会社代表取締役社長 森下洋次郎×ワクセル

【創業5年で81店舗!】どん底からの大逆転【森下洋次郎✕ワクセル】~前編~

《ゲスト》
森下洋次郎さん

フトン巻きのジロー株式会社HP

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