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コンプレックス・ララバイ


どんな美男美女でも、コンプレックスはある。
美男美女でない男女にもコンプレックスはある。

つまり、コンプレックスは誰にでもある。

それは容姿だったり、学歴だったり、要領の良し悪しだったり、お金の有無だったり、人脈だったり、病気のことだったり、色々と多岐にわたる。

人は見かけだけでは、コンプレックスの有無はわかりにくいものだ。

もちろん、無いひともいる。
また、自身をよく見つめてみるとあると気付くんだけど、無いと思っているひともいる。


そもそも、なぜコンプレックスがあるのか?
この問いにすぐ答えれるだろうか。

それは、他人と比較するからだ。

比較して嫉妬したり、見劣りすると感じるから、それがコンプレックスになる。

※コンプレックスとは、本来我々が日常で使うものと意味合いが違う。
日本では、アドラーの理論での劣等複合(inferiority complex)が一般になっているため、劣等コンプレックスや劣等感として認識されている。(誤用もあるが)

だから誰かと比較しなければ、コンプレックスは生じない。
けれども、我々には感情があるから、まったく比較しないで生きることは難しい。都会で、集団で、過ごせば過ごすほどつい比較してしまうだろう。


そんなコンプレックスに対する対処パターンとしては、次の3つがある。

コンプレックスを持ち続ける。時折落ち込む。
コンプレックスを直して(治して)、コンプレックスを無くす。
コンプレックスを受け入れて好きになる。個性、チャームポイントにする。

この3つはよく見聞きすると思う。
個人的には、直せる(治せる)ものは直したらいいし、直せないものはそれを個性として好きになるのがいいと思っている。

ひとは一人一人が、それぞれ違っている。
違っているから、ひとはひとに惹かれるし、違っているから、色んな意見や発明が生まれる。
違っていることが当たり前で、違っていることを悩みすぎることはない。

けど、悩んでしまうよね・・・
それはよくわかる。わかるよ

だけど、悩んだからといって解決するわけではないから、ずっと悩み続けていてもしょうがない。時間がもったいない。そう心を切り替える。

プチ整形でもなんでもいい、簡単に治せることは治して、努力して直せることは努力して克服すればいい。
どうしても直せないことはあるけれど、大体はなんとかできる。
直せるところから始めればいい。


コンプレックスを受け入れて好きになるっていうけれど、その方法はわからない。
けど、親友や愛する人にそこが好きだといわれたら、受け入れられるかもしれない。

自分に対してこうあるべきという理想が高いと、現実とそのギャップで苦悩する。だからそのことを頭の片隅に置いた上で、コンプレックスと向き合うべきだ。

また、劣等感の強いひとは、自分より優れていると思うひとに妬みを持ちやすく、その人に対して攻撃的になったりする。悪口を言う、批判する、相手を陥れようとする、有名人の失態などを喜ぶなどの行動が見られる。
もし、自分がその傾向があったり、周囲のひとがその傾向がある場合は、劣等感の強い状態であると思えばいい。
あぁ このひとはコンプレックスや劣等感があるから、こうなんだと俯瞰できる。

ネットで誹謗中傷をよくするひとは、そのたぐいになる。
「人の振り見て我が振り直せ」じゃないけれど、一度自分を、周囲を、見つめてみるといいだろう。

みんなが比較する日常から抜け出して、コンプレックスとララバイ(前向きにバイバイ)できたら、誹謗中傷は減ると思う。正義感の強いひとの投稿は残るだろうけど。

比較する日常、自分の理想の高さをたまに俯瞰してみて。
コンプレックス、劣等感は前向きに生かせば、いい意味で成長する原動力となる。悪い面ばかりではない。
けどそれに乗っ取られると、自身がネガティブ思考の住人になったり、他人を攻撃したりする。
そうならないように、コンプレックスと上手く付き合うか、ララバイするかが大切だ。




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