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日記_20211116「ポジティブ思考の思わぬ罠」

冷静になればなるほど、今の生活の何が負担で、何が私を不安にさせているのかさっぱりわからない。楽しみにしていることはたくさんあって、周囲には理解されているし、むしろ不足しているものが思いつかない。

昨日も今日も、朝、数歩離れたところに置いている時計のアラームを止めるのに起き上がって、その足で洗面へ向かえずにまた布団に戻ってしまった。低血圧なので、今までも毎朝トイレで休めない理由を探して自分を説得する時間が必要だったし、始業時間の45分前には職場についてコーヒーを飲まなければ動き出せない(最近はそれも怪しい)身体だったけど、起き上がれなさが以前の比じゃない。

休みの連絡を職場のグループLINEにいれて、気を失ったようにまた寝てしまう。起きると10時半とかそういう時間、その時はじめて上司からの返信に既読をけつるという甘えよう。やっと起き出して、冷凍ご飯を温めて食べる。栄養の偏りを感じてプロテインも飲む。起きてみるとそこまで体調は悪くないんだけど、いつもの胸痛がある。

先日、大好きな職場のお姉さま方(15歳くらい年上かと思う)にご挨拶したとき、色々助言していただいたんだけど、とにかく私は頑張りすぎてしまって力尽きるの繰り返しなんだそう。「無理している」のハードルが高すぎて休めていないとのこと。途中から説教みたいになってきて面白かった。あなたはね~なんだから~しなさいよ~と。

そこで強く言われたのが、何もしない、ただただ寝ている日を月に1回でも作りなさいよということ。できることはやってしまおうというのが良くないらしい。言われてみれば、そうだなと思う。特に家族がいるから。きっちりマンの夫と同棲を始めたときは、これでやっと人並の生活を送ろうとできるなと前向きに考えていたけど、いや実際そうだけど、確かに一人暮らしのころは男子大学生並みの荒れた生活を送っていた。(同棲の条件が毎日お風呂にはいってから寝られるようになることだった)夫が気になるなら、実家にひとりで帰って上げ膳据え膳で面倒見てもらえとまで言われてしまった。母としては、いくつになっても子どもは可愛いもので、特に長女に甘えてもらうのは嬉しいとのこと。長女としては、甘えかたはわからないけど、確かに実家ではのんびり過ごせそうだなー。


このまま寝ていては夜眠れなくなる負のループに陥ると思い、迷ったけど思い切って通院することに。夫からは自律神経失調症の疑いをもたれていて、自覚している部分もあったので相談のため。

予約外だったので1時間半も待った。本を持参して正解だった。結局、自律神経失調症の人のための抗不安剤と、血圧をあげる漢方が追加で処方された。漢方にこだわり新薬を避けてきたのだが、仕方ない・・・。次回の予約はしたけど、いつもこちらの話を全部鵜呑みにして薬を出すだけの先生にちょっと不満もあるので、もしかしたら今後は別のところに変えるかもしれない。

診察後、夫の迎えまでの間に家に帰る時間がなく、スタバで待機していた。19時過ぎから1時間弱滞在したけど、夜の時間帯も結構にぎわっていた。ここでも読書をして過ごす。雑踏の中で過ごす時間って実は社会とのつながりを感じられる必要な時間でもあるな。


それにしても、気持ちばかりが前向きで、どうしてこうも体調がついてこないのか。

元々、我ながら「他人を嫌わない工夫」や「状況を前向きに考えること」は上手いと思っていて、それがストレス軽減の方向に働いているとばかり思っていたけども、これが実は隠れた「無理」であって、一見良さげな性格が仇となっているということなんだろうか。それなら納得はできるが、こんどは対処法が全く思いつかない。


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