極端は、、、<短歌>

〇極端は 親心にもあり 今昔(いまむかし)
     令和も次も 遺伝如くに

 わたしが小学生の頃。
何チャンネルかは忘れましたけど、「漫画 日本絵巻」つーのがありましてね。フランキー堺さんが、活弁士みたいにしていた番組でした。
    
某日、紫式部が取り上げていましてですね、私生活。
結婚生活についてでした。
娘が一人いたんですけど、病気がちだった。何とかという病を患った。
それを巡って、父親である式部の夫は薬によって、式部は祈祷によっての回復をめざしていたんです。或いは逆かも、記憶が曖昧。
    
お互いに一歩も引かず、夫婦仲も段々宜しくなくなっていった。
結局、娘は他界しましたが、子供ながらに(何か、凄い)。
ひとつの問題を巡っての、凄まじさと言うか、何と言うか。
子供を思うあまりに一歩も引かない物凄さを感じ、恐ろしくなりました。

擬えるのに三島由紀夫の幼少時。祖母と母とのバトルです。
「仮面の告白」にありますが、余りにも病弱だった為、三島は外出も祖母の許可が必要でした。
祖母は、太陽に当たると増々病弱になると考え、母は太陽に当たらなければ増々病弱になると考えた。似てますよね?式部の例と。

こーゆーのっていつの時代もあるんでしょうねぇ。親の遺伝子?

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