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ねこと暮らすということ

わたしはねこと2人暮らしをしている。

ペットショップで出会った次の日にお迎えしたヒマラヤンのもうすぐ3歳になるかわいい我が娘だ。

ことばより見たほうが伝わりやすいので、まずは私のかわいい娘を紹介したい。

仕事で疲れて帰ってくると、彼女はキレイなブルーの目をまんまるとさせ、ダブルコートの黒いしっぽをピンと立てて「にゃあ〜」と玄関までお迎えに来てくれるのだ。

はやくごはんちょうだい!と私の足にまとわりついては、にゃあにゃあと無意識に癒してくれる。これがねこと暮らす醍醐味だろう。

わたしが生まれる前に、母はヒマラヤン猫を飼っていた。この子が非常に頭が良い子で、母の車のエンジン音を聞くといつも窓際に来て母の姿を探したらしい。

その後、母は緊急入院することになり父はシンガポールに出張していたため初代のヒマラヤンは祖母に預けられ、18年生きた。

わたしが動物好きになったのは間違いなく彼女の存在があったからである。

彼女が命に幕を下ろしたとき、自分が大人になって一人で生きていけるような生活をしていたら、その時は運命的な出会いがあったとして躊躇わずにその子と生きていこうと決めた。

それが冒頭の出会いである。

名前は悩んだが、初代と同じにした。
初代とは重ねても重ならない個性がある。

話は戻るが、
猫のいる生活は素晴らしい。
猫だけでなく、犬でも、ハムスターでも、ベタでも、ヒョウモントカゲモドキでも、自分の帰りを待つ命があるという事はそれだけで帰り道を急がせるような、愛おしい気持ちにさせる力を持っている。

そして彼女たちの存在は、私たちの日々を鮮やかで華やかなものに変えていく。

世の中には「独身者が動物と暮らすと婚期を逃す」というジンクスがある。それが本当なのか否か、独身のわたしはまだ分からない。
しかし、猫と過ごすことでマイナスになっている事などわたしには何一つない。もれなくハッピーだ。

やがてわたしも出産を経験するだろう。
その時、隣にブルーの目の彼女もいるだろうか。
いつか自分の子どもにもかつての私がそうだったように、命の尊さと愛おしさを間近で見て育ってほしいと願う。


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