河合 晃司

組織作りに奔走するマネージャー

河合 晃司

組織作りに奔走するマネージャー

最近の記事

部下への適切な負荷のかけ方

リーダーとしての役割を果たす上で、スタッフの成長を支えることは非常に重要です。しかし、正しい負荷のかけ方がわからず、無意識のうちにパワーハラスメントに近い行動をとってしまうリーダーも少なくありません。このブログでは、リーダーがこの罠に陥らないように、効果的な支援方法を具体的に考えてみました。 適切な目標設定の重要性 明確かつ達成可能な目標を設定することは、スタッフのモチベーションと成長に直接的な影響を与えます。リーダーは、目標設定に際して、スタッフの意見を聞き、彼らのスキ

    • 職場での心理的安全性って、実はめちゃくちゃ大事!

      職場での安全性、これがあるかないかで、みんなの働きやすさが大きく変わるんです。安全っていうのは、心の安全、つまり心を開いても大丈夫だって感じることができる状態のこと。この環境が整っていると、みんなが自分のことをオープンに話せるようになり、自分の意見も自由に言えるようになります。 自己表現ができるようになると、個人は自分の考えや感情、意見を自由に表現することができるようになります。これにより、他の人々とのコミュニケーションが改善され、さらには自分のアイディアや提案が職場で認め

      • 暗黙知の力

        スタッフが長く組織に留まると、ある種の安定感が感じられます。 これは単なる仕組み化やマニュアル化の成果ではありません。 「暗黙知」が大きく寄与しています。 暗黙知とは、個人の経験や勘に基づく、言葉にしづらい知識です。 このブログでは、暗黙知の重要性や形成方法、効果的な使い方に焦点を当ててみます。 暗黙知のメリット革新的な解決策の創出 暗黙知は創造性と直感に根ざしており、従来の手法では解決できない問題に対して独自のアプローチを提供します。これは、新たなビジネス機会の発見や製品

        • 採用フィードバックの効果

          勤務するのは中小企業ですが、年間20名ぐらいの方を採用面接しています。キャリアの中では500人ぐらいの方の面接をしていると思います。 今日から新たな取り組みとして、採用面接後に採用者に対して細かな採用フィードバックをすることにしました。 このブログでは、採用フィードバックがどのようにして候補者と組織の双方に利益をもたらすかを掘り下げます。 フィードバックがもたらすメリット1. エンゲージメントの向上 採用フィードバックは、新入社員が自身のスキルと貢献が明確に評価されている

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          自己実現への道筋

          私たちが仕事をする上での最大の目標の一つは、自己実現を遂げることです。 このブログでは、自分自身のキャリアをどのように考え、どのように計画すべきかについて、具体的なアプローチを考えてみようと思います。 キャリアの全体像を把握する キャリアを通じて「より良い人生」を送るためには、まず自分にとっての「良い人生」とは何かを自問自答することから始めます。 人によって理想的な生活とキャリアの形は異なり、それを明確にすることが、目指すべきキャリアパスを定義する上で非常に重要です。 自

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          「仕事ができる人」の定義とは?

          「仕事ができる人」とはどんな人か? 部下との会話でしばしば耳にするのが、「あの人は仕事ができる」という言葉です。 しかし、上司である私の立場から見ると、時にはその評価に疑問を感じることもあります。 部下の視点で「仕事ができる人」と 上司の視点での「仕事ができる人」は、 しばしば異なります。 実際のところ、上司からのできる人認定を受けない限り、高い評価を得ることは難しいです。 今日は、職場で「仕事ができる人」と認識され、評価されるために必要な行動や考え方について詳しくお伝えしま

          「仕事ができる人」の定義とは?

          自己学習が不可欠である理由

          私は学生時代、勉強が嫌いでした。 こんなことを勉強して将来何のためになるんだろう・・・ 本気でそう思って勉強が嫌いというか身が入らない学生生活を過ごしてきました。 しかし、現在では時間があれば読書や学びになる動画を見たり、積極的にセミナーに参加し、学んだことを少しでも仕事でアウトプットできるようにと考えています。 管理職の立場となり、より成長するためには自己学習が欠かせない。 誰かにやれと言われた勉強だけではとてもビジネスの世界ではやっていけない。そんな危機感を持っています。

          自己学習が不可欠である理由

          信頼を築くために小さなことから

          毎日の生活の中で「信頼」を築くって、すごく大切ですよね。 職場でも家庭でも、信頼があればコミュニケーションがスムーズになって、みんなで協力しやすくなります。 ちょっとした行動や心がけでどうやって信頼を深めていけるか、具体的な方法を考えていきます! 約束はキッチリ守る 約束を守るって基本中の基本。 会議の時間に遅れない、任された仕事を期限内に終わらせる、そういう小さなことが積み重なって、周りからの信頼がグンと上がります。 たとえば、「後で連絡するね」と言ったら、忘れずに本当

          信頼を築くために小さなことから

          主任に求める人物像

          はじめに70名から80名前後の従業員がいる介護施設を運営する会社の統括マネージャーです。 直属の部下が8名います。 今日は、その部下たちに求めている人物像を書き出してみました! 方針をしっかり伝える 主任は会社の意図をしっかりと掴み、それを部下に分かりやすく伝える役目があります。 複雑な内容も簡単に説明して、自分の経験を交えながら情熱的に話すことが大切。「初めて聞いた、知りました」と言われないようにしましょう! 常に学び続ける 業界は日々進化しています。 主任は常に最

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          日報と週報のチカラ

          多くの人が「日報」は毎日行う報告、「週報」は週に一度の報告だと単純に考えがちです。 私もその一人でした😅 部下に対して、質の高い報告をして欲しいし、それに対して上司として適切なフィードバックを提供したいと思っています。 しかし、実際には「日報」と「週報」は、その目的と意味において根本的に違います。 この記事では、その違いを書いていきたいと思います! 日報って何が目的? 日報は、ざっくり言うと「毎日の管理ツール」です。 このレポートは、スタッフが毎日何をしているか、ちゃんと

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          「一倉定の環境整備」読書メモ

          メモしておきたいフレーズ

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          謙虚さを失う人たち

          スタッフの勤続年数が長くなるとメリットが大きい。 例えば、長年同じ作業をやっているから純粋に慣れからくる作業効率の良さがある。 職場の暗黙知のようなものも熟知しており、阿吽の呼吸で流れるような作業も可能となる。 理想的だし、評価もしやすい。 基本的には、メリットが大きく取り上げられるが、デメリットになる部分もある。 これは、全員に共通するものではなく、そうなる可能性が一定数あるなという話だ。 その一定数は、組織のガンとなり、他のスタッフを攻撃し始める。 攻撃というのはちょっと

          謙虚さを失う人たち

          「取締役の心得」読書メモ

          管理職と取締役は似ているが、実際は全く異なる役割を果たす。優れた管理職が取締役としても優れるとは限らない。しかし、この違いについて多くの人が理解していない。本書では、管理職と取締役の違いについて詳しく説明している。これから取締役になる人やすでに活躍している人にとって重要な情報が満載でした。 メモしておきたいフレーズ参謀としての取締役のなすべき仕事 取締役には一般管理職とは次元の異なるリーダーシップや人望が求められる リーダーシップとマネジメントの使い分け 善良なる管理

          「取締役の心得」読書メモ

          組織マネジメントの原理原則

          管理職として日々忙しく働く中 組織を維持することの難しさを痛感しています😓 そこで、私が組織作りの柱にしているのが識学✨ 初めて識学のことを知った時にビビッと来ました。 こ、これだ!!! 組織をマネジメントする上で必要な原理原則が詰まっている😳 識学とは、意識構造に着目した理論! うーん、これではよく分かりにくいので超簡単に説明すると 組織の歪みを正したり、組織内の「誤解や錯覚」を 無くしていくようなものだと思っています。 具体例を交えながらいくつかご紹介

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          頑張ります!は信用しない

          仕事で採用面接をよくするのですが たまにこんな人がきます。 「なんでもやります!」 「とにかく頑張ります!」 やたら気合いというかやる気のある人 こんな人が来たらあなたならどう思うだろうか? 「お!やる気あるねぇ〜いい奴が来た!」 と思う人も多いでしょう。 10年以上、採用面接をして 多くの人を見てきましたが こういったタイプはすぐに辞めていく。 最近はその傾向がわかってきたのでまとめておこうかと思う 下降するしかない最初からテンションMAX やる気

          頑張ります!は信用しない

          無形の資産を作れる会社

          これからの時代 給与のアップは簡単には望めない。 管理職として会社の繁栄と従業員個人の幸せの実現のために 日々、働いているわけだが 労働の対価はやっぱり お金! という古い考え方が蔓延っている これ以上給与は増やすことは難しい・・・ そういっても従業員たちには、どの程度わかってもらえるだろうか? 最低賃金の話が出るたびに、こんなコメントをたまに見かける 「良い給与を払えないような会社は淘汰されればいい!」 正直、一理あるな・・・ とも思うが、私は介護施

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