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もう絶対なんて言わないよ絶対



「絶対マッチングアプリやらないだろな」って思ってた。 けど27歳、アプリ始めて人生変わりました!(うさんくさ)絶対ってなんやねん。何回目なんそれ。どうせ今も何かしら思い込んでんだろ!!と思いながら、元アンチマッチングアプリが、偏見を捨ててマッチングアプリを始めるまでを書きます。

去年の6月くらいに初めてのアプリデビュー。実際に会ったのはその2ヶ月後、今の彼だけ。いろんな出来事を経てお付き合いした最近です。

自然な出会い信仰


アプリに対しても自分に対しても偏見があった。人との出会い方として不自然な感じが抵抗あった。別にトースト咥えて交差点でぶつかる出会いを求めてたわけじゃないけど「わざわざ感」があった。リゾバとかしてて、オフラインでも新しい出会いは沢山あったのもあって、それ以上出会いのきっかけがほしいとも思ってなかった。自分の生活にフィットするものではなかったので、シンプルに必要なかったんだろう。

付き合ったとして「アプリで出会いました」っていうのもなんとなく抵抗あった。人には何も思わないけど。「電車で出会った」というカップルも、電車ができたばかりの頃は言いづらかったりしたんかな。わざわざ好きな人と同じ車両に乗るなんて不自然、とか??そんな時代も面白い。

そういえば、私使ってたアプリのキャッチコピー「運命よりも、確実。」だったんだけど、あれ良いコピーだな。世間の価値観ひっくり返すコピー!わたしゃ確実でありたいよ。まず自分に合う人が少ないんだもん。アプリですら少ない。でも彼に出会えた。有難い。君はレアキャラだ。

今の私アプリへの信頼度すごいですから、今の彼と別れたとしてもまたアプリやると思います。アプリベースで、リアルで出会えたとしたら相当ラッキー、てかほぼ居なさそうみたいな感覚な今。友人もオンラインで出会う方が気合う人多いし。

「一人でもいい」ほんと?


そして「ろくな人いない」がかなり偏見としてありました(アプリの皆さん本当すみません)アプリには、失恋後に寂しくてとか、一人の時間が充実してないとか、結婚急いでるとか、遊び目的な人しかいなさそう〜〜とも思ってた。価値観性格合わなそう。てかそんなギャンブル的な感じで、そこまでして恋愛に注ぐエネルギー無いわみたいな。私彼氏いなくても充実してるもん!ぷりぷり!みたいな。まあ実際一人でも充実してるんだけど、恋愛ならではの幸せや充実も沢山あるし、てか一人でも充実してるからこそそんな私が一緒にいたいと思う相手は貴重で価値がある存在なわけで。最高やんそれ。自分で書いててびっくりしました。書く醍醐味これや。あ、ちなみに今の彼は今まで付き合った人で最も誠実な男性です。

まぁよく知らないことや、やったことないことに対するイメージはそんなもんなんだろう。ネットショッピングは全て詐欺だと思ってるおばあちゃんと私、完全一致。そして海外に行ったことがないくせに「日本のことも知らないのに海外なんか行って何になるんだ」って言ってたオジに中指立ててたのに自分も同じだった。まあ他人が使ってても私はなんとも思ってなかったけど。

ああ、また一つ柔らかい人間になれそう。

自分の幸せには上があった


能動的に、恋愛しようと思ったことがなかった。常に自分のことが好きだと言ってる人達がいたので、自分からいったことは一度もない。誰かに告白されて、その中で最も良さげで自分を愛してくれる人と付き合うパターンしか知らない典型の受け身だ。

男友達には「いいな〜選び放題やん!自販機みたいやな!」と言われたが、私は「ああ、あの中からしか選んでこなかったのか」と思った。それしか知らずに生きてもその時なりに人を好きになって幸せになれた。でもさらに広い世界を知って、そっちの方が価値観に合うのならその感覚を取りに行く努力をしたい。自分が知ってた幸せがMAXじゃなかったと知れた時は嬉しかった。私の人生きたー!別にそれで過去の幸せが偽物だったわけじゃないし。自分が変わることで何が幸せかも変わるのは自然なことに思う。

思えば自販機ってよほど喉乾いてる時くらいしか使わない。私は「別に彼氏いらない」とか言いながら実は喉が乾いてたんだ。喉が乾いてることに気付いてもなかった。自分の拗らせに一切驚かない最近です。

そこで「じゃあ喉を潤そう!そしたらもっと美味しい、本当に飲みたいものを味わえる!もっと楽しみたい!てか私って何が好きなの?やべーわかんない!」となった。マッチングアプリは、自分の好みを知りたかったのが大きい。だって彼氏できたところでその半年後くらいにはオーストラリア行く予定だったから。まあ運よく素敵な人に出会ったらそれは最高なのでその時考えよう、という感じ。最高が起こったんですね。ちなみに喉を潤そう!とか簡単に言ってるけどおそらく一生の課題です。

的を射る努力はカッコいい


そして、自分がカッコいいと思える女性たちがマッチングアプリを使っていたのが大きい。恋愛に限らず影響を受けているのでトドメの背中を押してもらった感があります。

今までいろんな人からなんとなくアプリの話聞いてたけど「会ってみたらヤバい人だった」しか聞いたことなかったので、ワクワクしなかった。だけど、その女性たちの話は「こんな失敗があった」「こうしちゃうから次はこうしよう」とか、アプリの人とのやり取りを第三者が見てツッコむ状況も初めて聞いたし(付き合う前の人のやり取りを詳細に聞くことってない!)、自分だったらどうするだろ?とか、第三者として聞くからこそ気付かされることも沢山あった。こういう使い方ならやってみたいかも、新しい自分の一面も知れそうだし、とりあえずいろんな男性を見てみるだけでも良さそう。今すぐ始めたい!とワクワクしている自分がいました。

そして時期的にも、モラハラや前回の失恋から数年間積極的に自分の内面に向き合ってきた末に、自然とまた外の世界に興味を持ち始めた頃だったので、新しい体験を求めてた。ポジティブに「恋愛してみようかな」という気持ちもあった。次の恋は今までと違うものになりそうな予感はあったし、それだけ自分の変化や努力も見てきたから。彼に出会う前から「あぁ、今の私は人生で一番幸せかも」って思えてる状態だった。そしたら出会ったラッキー。


という流れでございました。
長くなっちゃったけど、今度は具体的にどうアプリを使ったとかも書きたい!


ではでは〜!