先週日曜日、草月展を見た後
大好きな懐かしの神保町へ
カレーを食べに行ったところ
まさかの大混雑！

読書週間にモロにぶつかってて
古本市開催中

そりゃ～神保町激込みになるわい
ってなわけで
お目当てのカレー屋さんは断念しました

そんなこんなの
灯火親しむべしの秋でありまする

日本の夜は眩しすぎる
昔はロウソクの明かりで書物を読んでいた
慣れなんだよ、

と力説する方がいるので
最近はロウソクで過ごすことも多いです

最近
磯田道史さんの本を色々と読んでます

軽快な口調がとっても読みやすい～

そしてやっぱす歴史は面白いな～と思います

さて、色々面白いのですが
『韓信の股くぐり』というのが出てきました

中国の故事で
韓信というひとが若い時分チンピラに絡まれ
「オレの股をくぐれ」と言われ
ケンカを避けてくぐりました

『大望あるものはつまらないことで争わない』

この辛抱が功を奏しのちの大将軍、斉王に出世したんだって

何事も中国をお手本としてた
日本とばかり思い込んでたんだけど
江戸期のインテリは思想面で脱中国を始めたそうで

「唐は唐、日本は日本
　唐の紙屑ばかり拾いて日本の刀を忘れることなかれ」

中国の書物を紙屑と呼び
日本の刀を忘れるな
無礼者は切り捨て
股はくぐらないのが大和魂

という考えを持つ人もでてきたそう

へー、
あ、いや中学の社会で習ったな…

じゃぁワタスはどうかと申しますと
若い頃は血気盛ん過ぎて
「無礼者！股はくぐら～んふんごっ💨」
って確実にやってたけど

最近は
「めんどくさいヤツだな～
　こんなことで収まるんなら
　ナンボでもくぐるでござる」と
股の下をくぐるであります

ワタスの腹の中はみえないからね＾＾

そんなワタスがたぶん一番
腹黒い

なってないと思われまする

HPもよろしくね