「星の王子さま」を読んで
小さな王子さまが大好きなきみたちにとっても、僕にとっても、誰の知らないどこかで、僕らの知らないヒツジが、バラを一輪食べたか食べないかで、世界のなにもかもが、これまでとはすっかり変わってしまうのだから…
「星の王子さま」p.142 サン=テグジュペリ 河野万里子訳
なんて思いやりのある、優しい一文なんだろう。でも、きっとこれはものすごく当たり前のことだ。
いくら自分が幸せでも楽しくても、大事な誰かが傷ついていたり不幸であったら、自分が見てる世界はすっかり変わってしまう。でも