Birth muscle gorilla 筋肉痛章

中学生

2年生

1年生から進級して初めての後輩ができた。

さらに、顧問も1人増えた。

(正直に言うと、増えた顧問は名前だけでスポーツにあまり詳しくないと思った。さらに、苦手だ)
(大会に同伴に来た時にいつも走る前のルーティーンに音楽を何曲かイヤホンで聴くのだがイヤホンを引っ張られて禁止された。最悪)

まぁ、アップの時に離れてガンガン聴いてるけどw

陸上部に入部した後輩に理由を聞いた。

「楽そうだから」「走るだけだと思ったから」
「大会に簡単に出れると思ったから」
などだった。

やっぱり陸上部は入りやすいのかなと改めて思った。

(この時はまだ、自分の本当の力を知らなかった・・・)

勉強も大変になり、部活との両立に励んでいた。

他の部員が模試の勉強で部活を休むことがあったが僕は

「模試の為に勉強する必要性はあるのか?」

と疑問に思った。

模試とは今まで勉強した成果を分かりやすくするために行っているのではないかと考えたからだ。

前期

テストも終えてそろそろ夏休みに入る。

2年生になったからか、夏季課題が確実に増えた。

こんなに課題をやる必要があるのか何度も思った。

これは多分、受験のための勉強なんだろうなと思った。

1年生の時にLINEを好感した先輩とはどうなったのかというと

勇気を振り絞って告白したが撃沈😨
その上嫌われた

振られたから落ち込むのかなと思ったのだが、そうでもなかった。

逆に振り向いてもらえるように、「全国大会に出てやる」という
気持ちが強くなり、部活により一層力を入れた。

周りからは

「最近はどうなの?」「調子どう?」などと聞かれていたが

適当に流した。

夏休み

今回の夏休みは絶対に体調を崩さないぞと思い、生活習慣を改善し、
部活も勉強も両立できるようにした。

同級生は、高校の見学に行く人が現れ始めた。

僕は高校なんて行ければいいやと思った。

他校との合同練習が開催された。

お互いに切磋琢磨して、情報を共有して良い交流になった。

夏休みが終わる日が近づいてきた。

夏休み最終週にはジュニアオリンピックの選考会があるのでそれに向かって練習を積んでいた。

選考会当日

ザーザーザー

土砂降りの雨が降っていた。環境は最悪、この日の調子も超絶に悪い。

スタブロに足を置いた。

「セット・・・・・」思ったより長かった。

皆さんに聞きたい、

クラウチングスタートで腰を上げ、前に少し体重を掛けている状態で長く保つことができるだろうか

僕は無理だった。

スタートの合図がなる前に足が離れてしまった。

(この年から、ルールが変更となり前年までは1回目にフライングした人は許され2回目にフライングした人は失格となっていたが、今年からはフライング1発で失格となった。)

案の定フライングで失格となった。

初めてのフライングだ。

悔しいという感情より、どうすれば自分の思い通りに試合を動かせるの
考えていた。

後期

夏休みも終わり、ほとんどの同級生が受験の準備をし始めていた。

(速すぎないかな?)と思っていた。

ジュニアオリンピックのときの経験を活かして自分が試合を動かすために
考えたことが

まず、根本的にスタートの時に耐えるために筋力強化

次に、スタートの時に自分が最後に腰を上げれば良いんじゃね?

というのが結果だった。

筋力強化は指立て伏せと逆立ち腕立て伏せで自分の体重を腕で支えられるように鍛えた。

スタートは、スタブロに着く前のルーティーンを決めれば自然と最後になるんじゃないかと思ったのでルーティーンを決めた。

中間テストを終えて、今シーズン最後の大会が近づいてきた。

110mHに出場する。

とにかく走り込みをして、8位内入賞を目指した。

大会当日、クッソ寒かった。

10月の午後4時頃・・・・・

そりゃもう寒いかw

何とか入賞はできた。

大会の翌日顧問に呼び出された。

「お前の記録なら、県の強化練習会参加できるぞ」

「ん?何それ」
何も知らない、なんじゃそりゃ

「県で参加記録を上回った人が参加できるし、速い選手と練習もできるぞ」

そりゃ、参加しないわけにはいかないでしょ
全国大会出たいもん
「参加します!」

冬休み

強化練習会当日

出来立てほやほやの部活で名の知れていない学校だったからか、
他の市の同じ名前の学校とよく間違えられた。

もちろん、丸1日練習していた。

良い経験だった、あと何回かあるためほとんどに参加した。

初めての強化練習会、次の日は脚の筋肉痛がすごく学校の練習が合同練習だったため、歩いて練習場まで行くのだが辛いw

強化練習会で手に入れた情報を他の人たちにも伝え情報共有をした。

しかし、筋肉痛がひどすぎて一切走ることができなかった。

筋肉痛が抜けてまともに練習できるようになったとき、あることに気付いた。

ハードル跳ぶのがすごく楽になった。

そんでもって、リラックスして走れるようになっていた。

進歩すごすぎるw

ここから、覚醒するための道を歩むこととなる

よろしければサポートよろしくお願いします。 支援していただいた貴重なお金はレーシングドライバーになるための資金として活用させていただきます。