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これから何かを始めようとしている方☆

何かを始める、、、
事業だったり、これは商売ですね。
美容師さんの独立もそうですし、
美容に限らず何かビジネスを始めようって思っている方。
今後やりたいなって思っている方。

そんな方へ。

今回は2つお話しします。

1つは時代の流れと政策について。
2つめは不動産の契約形式について。

まず時代の流れと政策についてです。

時代が常に流れている中で経済が常に動いています。
国の政策によっては経済が悪化したり、好転したりもします(日本がんばれ〜)
もちろん国の政策は今の経済状況だったり今後の予測をして政策を出したりします。

ビジネスであり商売を始めるのであれば、
今後政府がどういった政策を打ち出して経済がどう動くのか。
先回りして考えていくべきですよね。
政府や地方自治体なんかは
税収を上げるために会社やお店を増やそう!経済を活性化させないと!
って時にそういったことを支援する補助金なんかを出したりして起業する人を支援したりします。
もしそういったのがありそうなら、出そうならフル活用するべきかと。
ケースによっては1000万で出店したが、補助金が200万おりた。とかもあります。

制度を知っているか知らないか。制度を使うか使わないか。
いろんな制度が毎年毎年変わります。一定期間しか限定的に出ないものもあります。
何かを始めるタイミング。
ちょっと冷静に考えてみるといいかと思います。
ニュースもよく見てみると見えるものがあるかもしれません。
経済の動きと空気、今後の動向を察知することはとても大切です。

一昔前だったら、
やっちゃったもん勝ち!早いもん勝ち!勢いが大切だ!
って流れもあったかもしれませんが、そういったことしてきた会社だったり人が、今の時代に苦労していることが多いのではないかな。そんなふうにも感じます(え?自分のことを言ってる?いえ、後悔などはありません笑)

勢いも大切です。
ただ、冷静さも大切です。

どちらもこの時代には大切かと思います。

よく今と先を見ることが大事です。

何かを始めようとしている方に、今回はもう一つ。

不動産の契約形式です。

事務所であり店舗を構えるとなった時、今の世の中で絶対に気をつけたほうがいいのは
契約形式です。

「普通借家契約」を必ずすること。普通借家契約の物件を探すこと。

「定期借家契約」が最近どんどん増えています。
今は都内がどんどん定期借家契約になっていっています。
この流れは全国的にも増えてきて、以前はかなり少数だったのが、どんどん%が上がってきています。
実際沖縄県内の物件なんかでも増えてきています。

これは一体何が問題なのか。

3年とか5年とか一定期間での契約となり、問題はその先です。
そこからもう一度契約をするかしないかを決めていくわけです。
3年とか5年とかで契約は一度終了して、新たな契約となるわけですから。大家さんは新しい条件を作っていいんです。
家賃設定を上げることもできます。契約内容を変えることもできるわけです。新たな契約なので。
つまり、今まで20万円で借りていたテナントでも
「新たな契約は24万円です。どうですか?借りますか?」

「うっ…。4万UPは苦しいけど、新しくもう一度3年契約しよう」

さらにその3年後。
「次の新たな契約は28万です。どうですか?借りますか?」
そんなこともできるわけです。何もルール違反ではないです。

どうですか?これで改めて借りますか?
ということです。
借りないのなら出ていってください。ということで、保証なども一切ありません。
契約終わりなんで。
内装特にイジくらない事務所(机と椅子と棚と置いたりくらいな)であればまだいいかもしれませんが、
美容室で例えたら、せっかく作った内装なんかもどうですか?
3年じゃとてもじゃないですが回収できないでしょう。

そもそもですが、大家さんがこの借り手の人嫌だな〜。
って思った時点で、次の契約をしない。という選択もできてしまうんです。
「いや、再契約してもらえませんか?」とお願いしても、

「NO!撤去してください」

と言われたらもう出ないといけません。
定期期間のみの契約なんで。追い出せちゃうわけです。

だから意地でも普通賃貸契約を取ること。そういった物件を選ぶこと。

数年で契約し直しなんだ〜OK OK♪なんてこと言ってたらダメですよ。

定期借家契約は大家さんにとって有利な契約なんです。

今、自分の店の周りの那覇新都心エリアなんかがわかりやすい事例で、
大型の長期年数での定期賃貸契約(新都心は20年の長期契約が多い)が終わったテナントなんかがこの1、2年で一斉に撤退しています。
これは新たな契約を組むことになると家賃が一気に30万円とか、数十%UPとか、すごい上がるから契約できず(売り上げが見込めない)に撤退していってます。
新たに入るテナントはその新たな家賃設定を払える事業。
大きな資本を持っているところじゃないと難しくなってきたりします。
怖いですよね。恐ろしいですよ。

だから、何かを始める、商売を始める、店であり店舗を構えるのであれば

普通借家契約で契約をすることが重要です。

定期借家契約は普通借家契約などの相場よりも安く家賃設定がされていたりするので注意が必要です。

と、今回はこれから何か事業であったり商売を始めようかな〜
独立しようかな〜

とか考えている方に向けてのお話でしたが、そうじゃない方にも何かプチ情報としてでも得てもらえたら嬉しく思います。

長文お読みいただきありがとうございました☆

Qoolon 高橋

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