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言葉の威力とその使い方~アファメーションの方法-その2-~

前回は『言葉の威力とその使い方~アファメーションについて-その1-~』という事で、アファメーションについてと、セルフイメージを変える方法としのてアファメーションについて解説しました。


その2ということで、今回はアファメーションの方法について解説していきます。


1.アファメーションの作り方

2.アファメーションの実践の仕方

3.アファメーションを実践する上でのコツ


この3つを解説していきますね。


アファメーションの作り方については、苫米地英人博士の『コンフォートゾーンの作り方』から引用しています。



1.アファメーションの作り方


アファメーションの作り方については、いくつかのルールがあります。


【アファメーションを作るためのルール】


01.一人称であること
02.肯定的に書く
03.現在進行形で書く
04.「達成している」という内容にする
05.決して比較をしない
06.一行動を表す言葉を使う
07.感情を表す言葉を使う
08.記述の精度を高める
09.バランスをとる
10.リアルなものにする
11.秘密にする


特に最後の、アファメーションは秘密にして誰にも教えない、見せないというのは物凄く大切です。


よく、自分のことを心配してくれる人が「これからどうするの?」と聞いてくることがありませんか?


親切心で聞いてくれるのですが、その人に正直に「こうしたい」と言っても、その人の価値基準で考えての答えですから、多くは「無理だよ」とか「実績も無いのにどうやって?」と聞いてきます。


この質問自体があなたのエフィカシーを下げる言葉になります。


そうした言葉を耳にしない為には、簡単です。


誰にも言わないことです。


言うべき必要がある時は、適当に嘘を付いたほうが全然マシです。


行動を取ることで生まれる責任は、どんな道を選んでもあなた自身でしか取りようがありません。


「君には無理だよ」とアドバイスをしてくれる人の言葉に従ったとしても、自分が望むゴールは手に入りません。


更に「君には無理だよ」という人は実際、無責任なのです。


アドラー心理学で言えば、相手の課題なのですから当たり前です。


親、友達、先輩などついアドバイスをもらいたくなる人に、参考意見として情報を引き出す目的でそれとなくゴールを伝えることはあっても、詳しくは話さないことをおすすめします。


ちなみに、逆に私やプロのコーチであれば、どんどんゴールを教えてください


エフィカシーをあなたが思う以上に上げることができますから。


2.アファメーションの実践の仕方


アファメーションを作ったら、作ったアファメーションを毎日、できれば口に出して唱えます。


朝起きてからと夜寝る前が一番効果的ということですが、思い付いたタイミングでアファメーションを唱えるのが効果的です。


最初は意識して唱える必要があると思いますが、少し違和感を感じると思います。


そんな時に参考にすると良いかなと思うのが、趣味や恋愛などで気になる人のことを考える時です。


趣味のことを考えるとワクワクしますよね?


好きな人のことを考えてもワクワクドキドキします。


この時に、映像や音、言葉でそのイメージを膨らませると思いますが、アファメーションではそれが肯定であり、現在進行形なので、例えば私のアファメーションなら、


「私は、世界中で出会う人のエフィカシーを上げている。出会った人が笑顔になり、エネルギーに溢れた姿を見ることができて嬉しい」


という感じです。


常にこのアファメーションを頭の中でも考えています。


そうすると、既にそうなった自分であろうとしますから、今の自分ではなくゴール側の自分として今この瞬間のことを考えます。


さて、アファメーションとは、言葉を入り口にして五感によるイメージをリアルにしていくことで、ゴールを達成するエフィカシーのレベルにあるコンフォートゾーンの臨場感を上げる手法です。


最終的に目指すものはゴールですが、アファメーションのルールにあるように『現在進行形』である以上、既に自分がアファメーションの通りの自分になっている状態になる必要があります。


つまり、意識的にアファメーションを唱えているうちは、まだ現状の状態が未来におけるゴールを達成した自分をイメージしている状態です。


でも、無意識レベルでアファメーションができる状態というのは、アファメーションの言葉で唱えている自分が自分らしい状態になっています。


これは体感なので少し説明が難しいのですが、当たり前の状態になってくると、肯定というよりも「当然」という感覚に近くなります。


この「当然」というのが、ゴール側のセルフイメージで物事を判断するということであり、最初は意識的に実践して、気がついたらそういう判断をする自分が当然なの状態になっていれば、おのずとゴールは達成しています。


3.アファメーションを実践する上でのコツ


アファメーションを実践する上で、私自身が最初に悩んだことと共に、実践を続けていくコツをお伝えします。


一つ目は、アファメーションを「~しなければならない」というマインドでは行わないということです。


真面目な性格の方は、アファメーションを作り実践する時に、毎日朝晩しっかりと唱えなければいけないと意気込んでしまいます。


その意気込みに自体は評価すべきですが、目的はアファメーションを唱えることではありません。


あくまで、ゴールを達成するエフィカシーのレベルにあるコンフォートゾーンの臨場感を上げることです。


真面目な性格の方ほど、手段を目的にしがちです。


ですから、ゴールを設定して、ゴールのコンフォートゾーンに移行するために、ゴールとゴールを達成しているセルフイメージをリアルにするアファメーションを唱えるのだ、という意識を持つことが大切です。


後は、出来なかった日があっても「私らしくない」とだけ反省して終わりです。


逆に良くできたなぁ~と思った日は「よくやった自分!さすが!」と心の中で繰り返し言ってみましょう。


これだけでも、エフィカシーが相当上がります。おすすめ。


二つ目のコツは、ゴールを達成する上で行動すべきことが必ず出てきます。


ゴールを達成した自分ならば当然という行動でも、現状の自分にとっては現状の外にあると、コンフォートゾーンからずれるので緊張したり、「やっぱり無理かも」とか「失敗したらどうしよう?」という考えが浮かんで来る場合があるかもしれません。


しかし、そうした時ほど逆にアファメーションの出番です!


「無理かも」とか「失敗したら?」と考えて自分を「自分らしくない」と、一旦距離を置いて見るようにします。


カメラで映したかのように「無理かも」と言っている自分の姿をイメージして、そのカメラで映した画像を白黒にして、更にボリュームを絞り、小さくして、最後はプツっと消しちゃいます。


するとゴールにふさわしくない自分は一旦、何処かへ行ってしまいます。


その状態になった時に、アファメーションを唱えます。


私の場合で言えば、誰かと会っている時に常に相手のエフィカシーを上げようと働きかけます。


そんな時に物凄くネガティブな人と会ったとします。


「この人のエフィカシーは上げられるかな?」と思った瞬間に、「私らしくない!」と考えます。


そして、すかさずアファメーションです。


「私は、どんな人のエフィカシーも上げることができる。話しているうちにエフィカシーが上がった姿を見ることができて誇らしい」


実際にこうしたアファメーションを(この時は相手がいるので)心の中で唱えていると、少し相手に圧倒された状態から冷静になります。


「不確定性原理により確定的なことはないんだから、この人がどんな状態であろうとも、エフィカシーは必ず上がる」


というように考えることができるようになります。


そして、実際にこうした思考で相手と接していると、不思議とその自分の確信が伝播するのか、ネガティブな状態だった人が笑顔を見せるようになるんです。


これも一つのコーチングと言えますが、コーチとクライアントという関係におけるパーソナルコーチングではより強烈な働きかけが行えます。


こればかりは、体感頂いた方が早いです。


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最後にコツをもう一つ。


アファメーションを唱えていくと、どうなるのか?という体感について、お伝えできる限りこのnoteでお伝えします。


度々の登場ではありますが、コンフォートゾーンが移行できる場合のこの図を思い出してください↓


↑この図では、現状の環境のまま自分のコンフォートゾーンがゴール側に移行することで、現状に強烈な不安定さ(不満)を感じるようになります。


そして、その状態を解消するために必要な行動をすることや、その方法を思いつたり、試してみたりとゴールに必要な行動をするようになります。


アファメーションも続けていくことで、この強烈な不満が高まります。


お財布を落としてしまった時の喪失感と早く取り戻さなきゃという感覚というか、あって当然なのに無いという不満が自分の中で沸いてくるまでアファメーションを続けてます。


そこまでいけば、後はその不満を解消したくなるので、アファメーションは無意識で行われて、気がついたらゴールを達成しています。


最初こそ、これまでの行動になかったアファメーションを唱えるという行為が日常にプラスされるので、アファメーションを唱えることが目的になると、途端にやる気がなくなります。


これは、アファメーションを唱えるという環境に先移行するからです。


アファメーションはあくまでツールなので、イメージすべきはゴールであることを繰り返しお伝えしておきます。


そして、なんかつまらないとか、楽しくないとか、苦痛だとか、頑張らないと、などと思うことがあれば、一度アファメーションは止めましょう。


そして、ゴールを達成して見える世界や、ゴールの世界で体感していること、ゴールの世界で味わっている情動をイメージします。


ゴールを達成した状態が「嬉しい」とか「楽しい」、「気持ちいい」などの情動がわいてきたら、その状態にあることこそ自分らしいと考えるだけでも違います。


そうした簡単なイメージと「自分らしい」という肯定に慣れてきたら、ルールに則ったアファメーションを実践することで、よりその効果を実感してもらえると思います。


どうして、こうした簡易版アファメーションのこともお伝えするかというと、ルールを大切にしようとして実践が難しくなるよりも、アファメーション(肯定)を続けてエフィカシーを上げた方が、早いと実感しているからです。


コーチングの祖ルー・タイスの言葉に、

「Invent on the way」


という言葉があります。


進みながらゴールを達成する方法を発明していくという意味です。


やり方は人それぞれですし、一番自分のことを分かっているのも自分です。


自分の「~したい」という情動に常に耳を傾けて上げてください。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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