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【私と本】きゅんとする少女の世界

 最近本棚をほったらかしにしています。いつものように読んでいるんですが、記事にしていないのです。

 こちらの本は、好きなブロガーさんの記事で知った高橋真琴さんのイラストをじっくり見たくなって、借りてきた本でした。
 私は田村セツ子さんのイラストが好きで、それは子ども時代に何度も読んだ『おちゃめなふたごシリーズ』の記憶からでした。その流れでいくと、この方のイラストも相当なものです。かわいい! そして、ブログ記事でさらに知ったのは高橋真琴さんのビジュアルとイラストのギャップです。

(気になる方は検索してみてください)

 私が借りた本には、すてきなイラストと共に、ご本人による創作への思いやエピソードなども載っています。少女というものへの高橋真琴さん目線からの憧れのようなものがひしひしと伝わってきて、同時に、自分の中には見当たらない少女性についてなんとなく残念というか、惹かれるけれど「ない」もののことを考えたりしました。
 ときどき、街中なんかで儚げなまさに「少女」といった風の女の子、女性を見かけると、私でも憧れというか羨望というかそういう気もちが湧いてきます。なんせ、がさつでたくましいので。

 自分の中にあるイメージを、このような手法で表現できる人には尊敬ばかりです。身の回りにあふれる様々な「モノ」のデザインというものも、私にはできないという点でどうしようもなく羨ましくもなります。どこか他の記事にも書いた気がしますが、私ができる創作は一日一日を過ごして積み上げる自分の人生くらいです。それをがんばっています。

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 これはワークショップでオーガナイザーのMOさんが用意してくれていた、雲仙市国見町にあるお菓子屋さんのものです。最近評判なのですって。バニラの風味がリッチで、レモンのアクセントがされたカヌレでした。こういう創作(お菓子)もすばらしいですよね。


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