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淡路島移住日記② 散歩の達人の歩き方

日常を形づくるうえでの最重要事項が「散歩コースの設定」です。無限にある道の組み合わせからまずは「定番の一本道」を設定する。「今日はどこを歩こうかな」という"選ぶ楽しみ"ももちろんありますが、定番の一本道を定めることで「歩くことそのもの」に没頭できるメリットがあります。全く同じ道を歩くからこそ、日々の些細な変化に気づける。全く同じ道なんだけど、毎日歩いても飽きない。そんな絶妙のコースを見い出すことが、散歩の達人になる第一歩です。

山側に行くか、海側に行くか。

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まずは最初の歩きだしです。大きくは山側・海側の二択。とりあえず山側へ歩き出します。僕が住んでいるのは「忘れられた別荘地」なので、7割が区画整備済の森で、その合い間に遊びゴコロ溢れた素敵なおうちがちょくちょく建っています。車が停まっていない家は住人は本宅にいるので、庭の造形などをじっくり堪能しながら遊びゴコロの研究ができます。

裏山を越えて、谷合いの村へ。

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裏山の尾根沿いの山道からは、幾重にも連なる淡路島の山稜が見渡せます。サンライズ淡路の400円で入れる温泉では、こんな山稜を眺めながらゆったり湯に浸れます。露天風呂ではないですが、大窓を開ければ問題なし。夕暮れ時に入って、次第に暮れゆく雄大な山々を眺めるのがオススメ。

歩いて行けるただ一軒のランチ

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裏山を越えると谷合いの小さな農村に着きます。その中にポツリと佇む、BAILEY'S pizzeria & cafeはお気に入り。ピザの本場イタリアで修行したベイリーさんが淡路島に移住して、古民家を改装して開いたお店。美しい中庭を眺めながら、優雅な気分でランチが楽しめます。

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圧巻はこの「淡路産シラスのマリナラ 1,100円(税別)」。シラスとしそとガーリックの芳醇な香りが渾然一体となって、新しい食体験を生み出してくれます。是非、鼻がつまってない日に訪れてほしいです。

迷路のような農村の道を抜けて家へ

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同じ山道を引き返すのはつまらないので、農村を抜けて海側から帰ります。途中にも左右に何百と小道があるので、これから少しずつ小道を攻略してやろうと思うと今からワクワクします。

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海にでました。素敵な石畳の波止場を見つけたので、今度遊びに来る友人のロケ地に選定。晴れて空が青い日は海も青くなるので、ホントに気分がいいです。

夕食は、 BBQの残り物

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さて、宴会では何かと買いすぎてしまうものです。BBQ用に買ったものはやっぱりBBQにして食べるのが美味しいので、次回のリハも兼ねて一人BBQにいそしみます。今夜のメインはとれとれ市場で見つけたお化けしいたけ。

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いい感じの炭火になったところで、お化けしいたけを投入。傘の部分に軽くしょうゆをたらしてジワジワと炙っていきます。一人でお化け退治にいそしんでいると・・・

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暗闇から暗闇が出現!と思ったら、黒猫でした。ニャーともすんともいわず、かなりの距離をとってじっとこちらを見ています。要するに、食事を要求されているわけです。ご近所になったよしみで、肉を少し分けてやると「さも当然」といった様子でそれを受け取ります。どこの猫なんだろ。

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