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最強メンタルの作り方?|心療内科の先生に勝手にインタビュー

こんばんは。haruです。

ついに今シーズン初めて色々な場所で雪を目にする機会がありましたね。
皆様風邪など引かれておりませんでしょうか。
私はというと風邪を引き、ついでにメンタルもイカれて最高に絶不調な日々を送っております。へっくしょん。

そんななか、今日は心療内科への通院日でした。
張り付いていたベッドからやっとの思いで抜け出して、溶けかかったぐしゃぐしゃのきったねえ雪を眺めながら病院まで行って参りました。

心療内科の先生というのはやっぱりすごいですね。
受け入れられるメンタルでない日もありますが、結局いつも先生の仰ることに納得させられてしまいます。

毎月通ってはいるものの、すぐに忘れてしまいそうになるので、ここに書き留めておこうと思います。

心療内科の先生へQ&A

今日は診察して頂くついでに、何気なく今までどうしたらいいかわからなかったこと、疑問に思っていたことなどを色々質問してみました。

正直、全部「もっと早く聞けばよかった…」と思いました。
でも、このタイミングでないと受け入れられなかったかもしれないとも思います。

Q.ストレスに気付けないんですが、どうしたらいいですか?

どこかの記事にも既に書いたかもしれませんが、私は昔から自分の感じるストレスや心の変化にとても鈍いです。
限界が来てからでないと「あ、自分てこれストレスだと思ってたんだ」と気が付くことが出来ません。

ですので友人や恋人との付き合い、仕事など色々な面で苦労しました。
限界が来た私は、ストレスの元凶の前から姿を消すという形でそれをなかったことにします。それ以外の方法は、知りませんでした。

しかしどうしても逃げ出したくない場面で粘った結果、うつという形で身体に変化が現れてしまいました。
こうなってはもう無視することは出来ません…ん?無視?

A.「自分のストレスに気付いていないわけない。きちんと心はSOSを出しています。ただ、それを無視してしまっているだけです。」

…本当にその通りでした。
嫌だな、つらいな。思った瞬間すべて思考停止してその思いをかき消すことで心に波風を立てずに生活する。それは私にとって平穏に日々を乗り切る方法であり、つらい世界で生きる術でもありました。

その心の声を無視しないで、きちんと聞いてあげよう。
身に染み付いていた癖なのですぐには難しいですが、今こそその癖を直すチャンスなんだろう、と思います。

Q.もう元気で働けそうな気がします。まだ治ってないんですか?

最近の私は塞ぎ込むことは少なくなっていて、写真を撮りに歩いたり文章を書いたりと毎日何かしら活動しています。

少し前に先生から「回復してきてるね」と言ってもらえて、嬉しくて色々活動しまくったところたいへん大きな反動が来て丸々1ヶ月何も出来ない月がありました。
私はそこで「元気になりすぎるのも、この病気には良くないことなんだ」ということを学び、そのうえでここまで色々活動出来るようになってきた最近。

正直、「前より感情の波も少なくなってきたし、これぐらいの感情の波なら普通の人と同じくらいなのでは?」という感覚があるのです。

しかし先生からのアンサーはこう。

A.「「物足りない」が今のあなたの基準です。」

何も進んでいないような生活を送っていると、どうしても好調な日こそが普通の状態だと思いたくなります。それは、過去に好調な日が普通だった時期があるから、当然のことです。

けれど、そもそも不調な日(反動)が来るということ自体がおかしい。
ちょっと無理して頑張っても反動が来ないのがいわゆる「健康な精神状態」というやつです。

「もっとやれる!」という日もあれば、「もう自分には出来ないかも」の中間にいる私はまだ「物足りない」程度のエネルギーしか出せないから、もう少し充電が必要なんだよ、と教わりました。

Q.反動への対処方法はどうしたら見つかりますか?

反動が来た日は、気持ちが鬱々としていて何も手に付きません。
これは朝起きた瞬間からすぐに分かる日もあります。
「あ、今日ダメな日だ」と。

そんなとき私は、
・引きこもる
・布団から出られない自分を否定しない
・無心で好きなことを貪る
これを徹底します。

先生にも、これは良いと言ってもらえました。
しかしその前にやらなければいけないことがあると、教えてもらいました。

A.「調子が良かったときではなく、悪かったときにヒントがある。」

調子の悪い日は、よく出来た自分を思い出して悲観的になってしまいます。

ですがそれに一旦STOPをかけて、今まで経験してきたことの中でもつらかったときのことを振り返ってみることをおすすめされました。

「何がつらかったのか」
「どうして反動が出てしまったのか」
ここに目を向けることで自分のキャパシティを理解することが出来る。
つまり、そもそも反動が来ないように自分の行動を制限することが出来るようになるよということです。

この精度を高めていけば、より心の波は小さくて済みます。
これはたしかに1番の対処法だと、すごく納得出来ました。

まとめ

私は心の病にかかって心療内科に通っていますが、今日先生から教わったことは心の病にかかっている人にだけ関係する話ではないと思います。

ストレスの多い社会で働く中で、少しでも自分の変化に敏感になってあげる。それだけで、疲れて何も出来なくなる前に自分を支えてあげることが出来ると思うのです。

「何かに挑戦し続けることが出来るかどうかよりも、挑戦したあとの自分のエネルギー残量に目を向ける」

これが、最強メンタルの作り方なのかも。
ヒントをもらえた時間になりました。

それにしても、まだまだ先は長いなあ。

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