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泣きたい時観る映画第一位決まりました。「7番房の奇跡」

基本的に涙腺ガバガバ女なんで大体の感動作品はもれなく涙流してきましたが、久しぶりに嗚咽するくらいの作品に出会いました。ちなみに私が今までで嗚咽するほど泣いたのはヴァイオレットエバーガーデン(京アニのパネェ執念伝わってくる脱帽アニメ)だからこれも是非観ていただきたいんだが、それと並ぶくらいに咽び泣いた作品、今日は韓国映画「七番房の奇跡」のレポであります。これで泣かんかったら多分人の子じゃない。あとは血が緑かなんかやと思う。Netflixで観られます。

韓国映画「七番房の奇跡
警察庁長官の娘の殺人という冤罪をかけられた知的障害の父とその娘の物語。二人のために犯罪者や刑務官達が協力して多くの奇跡を起こしていく話。

親子愛をテーマにされたら泣かないわけなくない?
娘の演技力ときたら、、もう優勝。あの娘はもう韓国の芦田愛菜で決まりです。父親からの無償の愛と、自分と父親のために協力してくれた皆への感謝を力に、弁護士になって父親の無実を証明するってとんでもねぇ親孝行。

韓国エンタメ界、視聴者の感情の揺さぶり方うますぎる件。
悲しい辛いの連続なんだけどきちんと笑えるところもあるからバランスがよいです。娘の無邪気さにも、そんな彼女に振り回される七番房メンバーにも癒された。韓国ドラマにしろ映画にしろ韓国の映像製作人達は一番泣けるシーンに向けての全体的な作り込みが本当に上手やわ。(誰目線?)悲しかったこと、嬉しかったこと、この時はこうだったよね、あーだったよねって視聴者に回顧させて十分気持ちを高めてからの最後の別れのシーン。娘と一緒に私も「アッパぁぁぁぁぁぁぁぁァァぁぁ(お父さんの意味)」て感情を大爆発させた。父親に対する反抗期が中2の夏から一向に終わる気配のない私でも父親のことを想いましたね。「私のアッパ元気かなぁ」て。だから一応LINEしといた。そしたら珍しかったのか電話きた、でもまたお説教されたから当分LINEせんでいいや。

でもこの映画でこんなに泣いてるのってどうなん??とはなった。
見終わった後は泣きすぎてウワァめっちゃよかったわ、、となったけどこのブログ書きながらでも結構突っ込みどころ満載の映画だったなと振り返ってる。
父親のちょっとした行動一つで「なんかこいつ良いやつやん、殺人なんか犯すやつじゃないんじゃね?」て思ってみんな急に行動起こしすぎ。刑務官も罪人たちも一丸となって二人の味方になって刑務所から脱出させようとするし、でもそのやり方もつめ甘いし。甘さでいうと父親の設定も現実味がなさすぎる。状況理解能力が備わっているし、普段からあんなにコミュニケーション取れるんやったら大事な局面でもっと適切な言動取れたよなて感じた。警察も話にならんくらい無能オブ無能。
あとなんか社会的弱者である知的障害者の父と娘とのシングルファザー親子愛に泣きまくってる自分に違和感感じた。ただでさえ親子愛は胸にくるのに敢えてこのテーマってめっちゃ涙ちょうだい案件やな、、と。私偽善者か?て思ったりした。考えすぎか。しかもこれが観客動員数韓国歴代8位の作品なのか、、韓国どない、?て思った。やばい、結構私差別発言してる?やばい?思想激しい?笑これ以上は控える。
まぁでもこれで号泣している理由は、作品と自分とをリンクさせて感情移入してるからだと思うし、私が家族にめためた大きな愛をもらった証拠だから家族と映画ありがとう(?)

泣きたい時に観てください、終始泣けた。2時間のうち半分は泣いてた。
せっかくおすすめしてくれたのに批判で終わるて最悪やな。ごめんね!笑まるぽん友達やめないでね!笑また懲りずにおすすめの映画教えてね。

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