見出し画像

嫌いなことにこそ、投資をしてみる

皿洗い、床拭き、洗濯物干しなど、家電に頼ることで労働から解放されることも増えてきた。

それでも人間側に発生する「気の進まないこと」はどうしたものかと思っていたが、最近『逆に楽しむ』という解決方法がわかってきたので、書いていこうと思う。

ちょっと良い入浴剤

私はお風呂が好きではない。

人が気にするだろうという理由だけで毎日入っていて、自分では不快さもなく臭いも気にならない。
風邪で4日ぶりくらいに入ったときだけは「スッキリした!」と思うので、本来のちょうどいい周期は4日に1回なのだと思う。

それでも毎日お風呂に一定時間を割かなければならないことに、半ば諦めの心が覆う中で、一縷の望みが"ちょっと良い入浴剤"だ。
頂き物のLUSHのバスボムや、BARTHやクナイプなど最安値より少し上の価格帯のものを「使おうかな?」と考えている時だけは、お風呂が楽しみだと気づいた。

「スッキリした」という戦果が得られない中でも、「いい香り」「見た目がきれい」なことがモチベーションになる。

ちょっと良いお皿

あろうことか、私は食事にもあまり関心がない。

私にとっての食事は「お腹が空くから満たす」こと。
毎食を楽しみにしている人と比べると、1日に3回は確実に楽しみが少ないことになるので、心底羨ましかった。

お皿を買い足した経緯は「2021年買ってよかったもの」に記した通りだが、実家から拝借したパン祭りの真っ白なお皿から、素敵と思えるお皿になったことで、少しだけ食事の時間が楽しみになった。


「絶対に発生するけど好きではないこと」「少しでも気が進まないこと」にあえてお金を投じることは、人生を豊かにするための一つの方法ではないかと思う。

どうしようもないと思って我慢していることも、実は不要な我慢かもしれないと疑いの目を向ける。
そうして、暮らしの中で少しでも"楽しい"という感情の割合を増やしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?