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定食屋きまぐれにいってきました

6月22日(土)に定食屋きまぐれ@葛西スペースに行ってきました。

定食屋きまぐれとは、認知症の方々がウェイトレスとして働く定食屋さんです。(注文を間違える料理店にインスパイアされてはじまったお店のようです)

1時間ちょっとの時間だったのですが、めちゃくちゃたくさん笑って、心あたたまる時間でした。

感想

今回はTwitterで流れてきたお知らせを見て、興味をもって参加しました☻

メニューは タコライス / ハンバーグ / ミートソースの3種類にデザートとドリンクがつきました。

私はひとりで参加したのですが、相席の方々とお話をしながら楽しくすごしました♪

オーダーをとってくれた素敵なレディは「不慣れでごめんなさいねぇ。はじめてで。申し訳ないわぁ〜」とにこにこ、私もつられてにこにこ。

デザートは数種のパウンドケーキがあったのですが、お隣の方と私ように2種類のパウンドケーキを持ってきて「喧嘩しないでふたりで仲良く決めてね♥」とのお声がけに、お隣の人とふたりでほっこり、仲良く決めました。笑

楽しすぎて、笑いすぎて時間があっという間で最後はいそいでアンケートを書きました。笑


コンセプトの持ち方について

私は、障害がある方を中心にしたお店の運営に興味があるということもあり参加となったのですが、そういったお店のコンセプトの持ち方に2種類あると思っています。

・商品価値を売りにする

恋する豚研究所さんや、マジェルカさんなどは、障害云々ではなく本当においしい/楽しい/おしゃれなど商品価値が高いものを提供することで障害者のイメージを変えることに成功していると思います。

・特性を売りにする

こちらのパターン、けして商品価値がないというわけではないのですが、前者よりも特性について押し出して、売りにしているということ。

気まぐれさんは障害ではないけれど認知症を売りに、ダイアログインザダークさんは視覚障害の人がいないとできない企画、sign with meさんも手話と筆談を公用語として聴覚障害の存在を知らしめているといった点でこちらのパターンになるかなと思ってます。

どちらがいい悪いではなく、どちらも必要で、存在価値があると思ってます。

でも知的障害とか発達障害だと、後者より前者パターンが圧倒的に多い気がしていて、後者をやったら楽しそうだなぁと思うし、いつかやりたいななんても思います。

想像だけは膨らんでいきますねぇ。笑


若年性認知症について

お隣に座った方が、若年性認知症の方々のサポートを行っているとのことで、いろいろお話しを聞かせていただいた。

50〜60代の若年性認知症の方は、うつと診断されてしまうことが多いらしく、かつ、うつのお薬は合わないため症状が悪化してしまうこともあるとのこと。

また、若年性認知症についての世間からの認知が薄いため、長く働いてきた職場にいられず、社会から隔絶されてしまう人も多いとのこと。

障害者雇用にかかわる仕事をしているけれど、こういった方々へのサポートも考えなければいけないなと思わせていただけたことにとっても感謝です。

まとめ

•定食屋きまぐれさん、楽しかったです。どんどん続けてほしい!!

•障害がある方と一緒にこういったお店、私もやりたい〜

•若年性認知症の方も含めできるだけ多くの人にできるだけ多くの機会を届けれる人間になろうと思いました!!



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