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【連載小説】『スピリット地雷ワールド』まとめ

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「スピリット地雷ワールド」をまとめたマガジンとなっております。
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記事一覧

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《最終話》

 緑色の芝生を紫色の鈍い空が照らしている。そんな、紫色に濁った芝生は、不思議で奇妙なオー…

Mikoto
1か月前
3

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《第七話》

 プロローグ  地雷系。それは、逆鱗に近しいものであるが、いつ何時に怒りが爆発するのか全…

Mikoto
1か月前
2

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《第六話》

プロローグ  緑色に輝く塔へ、世界一危険な芝生を歩む。  ここは闇葉の精神世界。一体何が…

Mikoto
1か月前
2

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《第五話》

プロローグ  大学生や高校生が住むような、1R。その場には異質な黒い渦のようなものが漂っ…

Mikoto
1か月前

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《第四話》

プロローグ  鍵詰めのついた針が何本も体に刺さる。そんな簡単には離れない痛みが身体中に巡…

Mikoto
2か月前
1

【連載小説】スピリット地雷ワールド《第三話》

________プロローグ_________  鈍いタールのような臭いが漂っている。異色…

Mikoto
2か月前
1

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』《第二話》

プロローグ 「付き合う前からずっと我慢してきたのにひどいよ」  闇葉はまた自分勝手なことを言った。この性格にクラスの同級生は、みんな揃って頭を抱えていた。彼女は人を困らせることになんの躊躇もないのだ。 「私は愛音の1番じゃなぁいんだ……?他の人の方が大切なんだァ!」  彼女の声は、教室の隣の隣にまで聞こえる勢いだ。すると、それを聞いていた一人のクラスメイトは我慢の限界を迎え、果たして口を挟んだ。 「愛音の言うとおりだよ、みんなが気持ちよく過ごせるように配慮しよ?」四

【連載小説】『スピリット地雷ワールド』一話

「私のこと見てよ」  教室の静寂とした空間に闇葉の怒鳴り声が響いた。空気は重く、今尚愛音…

Mikoto
2か月前
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