イエベ秋なので、だから

イエローベース、秋タイプ。セカンドは春。
骨格はストレートタイプ。

これが、私のパーソナルカラーと骨格。

初めて聞く人には、呪文のように聞こえるかもしれない。けど、私はこの3つの認識に出会ってから、見える世界が変わりました…大袈裟でなく。

この認識に出会うまでは、私はいわゆるブルーベース、夏タイプのような、淡〜い青みピンクやラベンダー色のトップスを好んで着ていました。メイクも、当時大好きだった読者モデルのAMOちゃんのマネをして、色素薄い系メイクを試してみたり。

だって、好きだったから。好きな色のパワーは、無敵だと信じてやまないから。それは今も変わりません。けど…その当時からずっと、感じていたことがあったんです。

あれ、なんか顔色悪く見える?

パーソナルカラーの存在すら知らずに生きていた頃の素直な感想です。だから、私が初めてパーソナルカラーの話を聞いた時は、かなりストンと、自分の中で腑に落ちました。“好き”と“似合う”が違うことを考えるようになったのは、思えばこの違和感を感じた時からだったのかもしれません。

初めて自分のイエベ秋を意識して買ったコスメは、今でも忘れられません。
人気韓国コスメブランド、ETUDE HOUSE(エチュードハウス)の、ディア マイエナメル リップトーク。それの、OR204。通称“大人の紅茶”。

オレンジが強めのブラウンリップなのですが、

これが衝撃的なかわいさだった。

鏡の中に映る自分が、昨日までの自分とは別人のようだった。パッと顔が明るくなった。華やいだ。
「似合うを味方につけると、こんなに魅力的になれるの?私、かわいいじゃん!」

たった1本のリップで、いつもは選ばない色を身につけただけで、まだ知らない自分に出会えるなんて。久しぶりに胸が高鳴ったし、自分にちょっと自信が持てるようになった。そこからだ、私がイエベ秋の女として生きる覚悟を決めたのは。

コスメは同じイエベ秋仲間が集う、TwitterやInstagramから情報収集。そこから、自分の顔の形に沿ったメイクも徐々に挑戦するように。ファッションも、どうせなら自分のコンプレックスを味方につけるような物を試してみた。そしたら…

周りからの評判が圧倒的に良くなった。

大好きな彼に褒められる機会は今まで以上に増えたし、体重は人生トップクラスに増えたのに、「痩せた?」なんて言われる。生まれ変わったような気分だ。

おいおい、冗談だろ?(山寺宏一の声で)

って思うじゃないですか。嘘みたいじゃないですか。ほんとなんですよ!ほんとにほんとに!あ、釣りじゃないから!読むのやめないで!

そして、先日正式にプロの方に診断して頂いて、正真正銘のイエベ秋セカンド春、骨格ストレートの女になりました。やはりプロの方に診断して頂くと違うんですよね…しっかりとその色が似合うという根拠を、きちんと言語化してもらえるの。それが、私はとても心地よくて、ホッとしたんです。自分の居場所を見つけた、みたいな。

私は昔から、古き良きものや、お砂糖のように甘い世界観を持つものが大好きでした。私もその世界の住人になりたかったし、なれると思ってたんです。

でも、外の世界の良さにも実は気づいていたつもりです。悪い意味で、好きな世界に固執しない為に。普段は読まないViViとかCanCamとか、時々読んでみたりもしたし。LARMEやZipperだけじゃ見られない世界にも、足は踏み入れていました。

だって、それぞれの世界に異なる色の魅力はあるんだしね。

赤文字とか青文字とか黒文字とか、ギャルだとかじゃないとか。そういう概念に囚われたくないなーなんて、ボンヤリと考えていた私なんですが(ほんとに、よくこれで決まったテーマの記事を書き続けようと思ってたよね私)

そんな私への指標を、パーソナルカラーや骨格診断が作ってくれたような気がします。いわば道しるべなのかな。

今後もこのnoteでn回も話していくような気がする、ってか私のnoteのテーマにもなっていきそうな気がするんで言っときますが、

“好き”に苦しめられない為に、私はイエベ秋の女として生きる覚悟を決めました。

というか、こう決めてからマジで生きるのが楽になりました。似合う色の中から、自分の新しい好きを見つけるのも悪くないじゃーん、って感じです。

フレキシビリティというか、良くも悪くもこだわりが強くないタチが好転した瞬間ですね、今回は。

今はもう、テラコッタやカーキ、マスタードカラーのアイテムを見つけるだけで運命を感じちゃうし、Vネックの服は無条件で手に取ってしまうし。でも、ぜーんぶ私に似合うって分かってるから怖くないんです。笑 私にとっての安心材料!とても大事!

パーソナルカラーに関しては、賛否両論がありますよね。まぁでも、それだけその存在が「何それ?」から「当たり前」になっている証拠だと思います。

パーソナルカラーに固執しすぎず、好きな色を楽しむ方が健康だ!っていう人も沢山いますよね。もちろん、その気持ちも分かります。実際に、私の好きなアイドルグループのあの子とか、女の子をめちゃくちゃかわいくしちゃうあのメイクさんとか。

まぁ正直それに越したことはないけど、似合う色や似合う形の服を知っておくだけでも大分違うと、私は思います。

自分がどんなウェディングドレスが似合うのかな〜とか、どんなメイクをしたら好印象を持たれるのかな〜とか。そのヒントになり得るんじゃないかな。

うん…結構パーソナルカラーや骨格診断に、救われた人は多いんじゃないかなあ。だって、色や形ひとつで変われるなら…最高じゃない。ワクワクするじゃない。新しい自分を見つけられるじゃない。

少しでも自分を好きになるヒントとして、これからも多くの人が自分の“似合う”を見つけられたらいいなあ、と思います。

自分の十八番があるって、便利なだけじゃなく嬉しいものです。