こんばんは、内山結愛です。

今回は LUNA SEAの『PERIOD 〜THE BEST SELECTION〜』を聴いてみた編をお届けします。

壊れそうな程、狂いそうな程に切ないメロディ、展開の構築美と爆発力のある演奏。

LUNA SEAとRYUICHIさんの歌声の軌跡辿ることができる一枚。

ぜひ読んでみて聴いてみてください！

1.LOVE SONG

柔らかなアコギの演奏と甘い歌声。様々な「あぁ〜」の発声が色気があって、切なくてアァ…ってなる。1:50〜いきなり情熱的な歌声に変わってドキッとした。「そう 君と」ではなく、「So 君と」だった。LUNA SEAは歌詞が読みたくなる。RYUICHIさんの歌う「I love you」は効く。2:30〜良いギターソロ。RYUICHIさんの歌い方が河村隆一さん。後半3分間くらいはずっと「ラララ〜」と連呼していてる。7分越えの壮大なバラードを一曲に持ってくるの凄い…！

2.STORM

勢いのある演奏格好いい。ギターがグォ〜って駆け巡っている。濃厚な歌声。ドラムが荒ぶっていて最高。左右の耳で聞こえる楽器の音量が違くて立体感…！サビのメロディが良すぎる。2:06〜切なすぎる…ここからの展開めっちゃ好き。間奏だけ延々と続いてもらっても構わない。ギターのメロディを歌いたい。さっきのバラードより歌声のテカり（？）具合が増し増し。

3.gravity

ギターのアルペジオが美しくて、ノイジーでガシャガシャ歪みまくっていて素晴らしい。ベース、地鳴りを発生させる太さ。大好き。メロディが上品。歌詞が絶対どの曲も何かしらが失われていて苦しい。実らない。暗くて、曇天なジメジメした空気感が低音ボーカルによく合っている。世界観に引き込まれる。3:30〜全曲間奏が最高…。音の重なりと歌声のリバーヴィーさ、轟音な感じ、シューゲイザーみがある。陰鬱だけど心地良い〜！

4.TONIGHT

名曲来た……全アルバムをレビューした時にもこの曲好きって思ったけど、久しぶりに聴いたら改めて「良すぎ💢」になった。イントロの左耳からガンガンに聞こえるギターが格好いい。ずっと鳴っているこのギターリフ耳から離れなくなる。爽やかだけど重たさがあって好き…。展開の変わり方目まぐるしい。曲の長さも本当絶妙。どんどんヒートアップしていくの高まる。キミだけのMelody…キミだけの祈り…キミだけの夜に…

5.END OF SORROW

女性の声で呟かれる「I need you」で始まる。度々英語入ってくる。メロディも演奏も歌声も歌詞もロマンチック。圧倒的オーラを放っている。歌声が艶めかしすぎる。ビブラートが美味しい…美味しい。ザ・LUNA SEAって感じの曲…！サビのドラムのリズム面白い。2:50〜間奏が堪らない。「切なさ」を「セツナサ」って書くの…良いね…

6.ROSIER

代表曲キターーーーー！「揺れて揺れて〜」なサビ印象的すぎて歌える。初っ端からアゲアゲギラギラ。LUNA SEAといえばこの曲のイメージ。縦横無尽に動き回るSUGIZOさんのギター格好良い。リズムもきちっとしているのにあんな暴走感出せるの凄い。台湾でSUGIZOさんのバンドと同じフェスに出ることができたの改めてヤバすぎる。なんて光栄なことだったんだ。2:10〜めっちゃ英語でビックリした。畳み掛けるようなサビの展開天才。圧倒的構成力。全員格好良い。

7.TRUE BLUE

一番好きな曲…！「壊れそうな程」とか「狂いそうな程」とか「張り裂けそう」とか、LUNA SEA語彙が満遍なく発揮されていて、「コレなんだよ…」ってなる。1:15〜「モノクロームになる」の「なる〜〜⤴︎」のビブラートと裏声が美しすぎて笑ってしまう。高貴。こんなにも疾走感あるのに、切なくて暗さがあるの不思議。アウトロのめっちゃノイジーになってフェードアウトしていくのも格好良い。

8.SHINE

ポップ〜〜！！急にポップなの来ると心臓に悪い。ドラムの存在感素晴らしい。歌声もなんだかんだポップさに引っ張られてキュートな感じ。1:12〜ここのメロディ好き。間奏が相変わらず最高。どの曲もいい加減抱きしめさせてあげてと言いたくなるくらい“抱きしめたい”という想いが一貫してある。抱きしめさせてあげて…。曲の展開が独特で面白い。サビとAメロが同じ…！？

9.I for You

イントロの歪んだギター、胸が苦しい。張り裂けそう。そこからのメロディずっと哀愁まみれで苦しい。1:01〜「二人」の「り」がまた超絶裏声発動している。綺麗。サビのメロディ好き。たびたび歌唱力にハッとさせられる。こんなにも包容力のある演奏もできて、攻撃的な演奏もできるのでヤバ…

10.LOVELESS

一変して神秘的な世界観。LOVEの宇宙。ギター、ドラム、ベースと音が加わっていく。ギターのアルペジオにドラムがガンガン入ってくるのグッとくる。ギターの音が美しい。3:05〜ドラム……神。連打しまくり。穏やかな曲調で突然そういうの挟んでくるの嬉しい。終盤の演奏の激しさ、良い。

11.BELIEVE

イントロからドラムが大暴れして入ってくる。再録版らしく、確かにオリジナルのオリジナルのシングル版を聴いたら「！？！？」ってなった。RYUICHIさんの歌声が変化っぷり半端ではない。シングル版はトゲトゲしている。そしてこのアルバムバージョンには無いバイオリンが入っていたりする。これで聴き慣れている人は衝撃だろうな。サビのメロディのキャッチーさ、毎回スゴって思う。サビの最後のフレーズの裏声とビブラート真似したくなる。自分の色のある歌声って憧れる。

12.Déjàvu

ツインギターでリズムを生み出して、ベースがうねり動き回るイントロ、最高。この曲もお気に入り。この曲も再録版。ツインギター格好良すぎ。「ネガティブが笑う」って言葉にビビッと引っかかった。言葉のセンスヤバい。耳に残るサビのメロディ。終始ドラムが格好良い。この曲もシングルバージョン聴くと「オォ！」ってなる。シングルバージョンイカつい！！！

13.PRECIOUS...

ドラムの始まり方めっちゃ格好良いし、ここで一気に脳汁がドバドバ出る。「セイッ！セイッ！」みたいな掛け声がツボ。これも再録版。基本シングルバージョンは叫ぶように歌っていてめっちゃ格好良い。エッ…格好良い。どちらも素敵だけど、再録版は色気が増している。艶々。RYUICHIさんの歌声の変化凄い。ハイトーンボイスは相変わらず美しい。

14.IN SILENCE

ディレイがかかりまくりのギターにうっとりする。浮遊感と暖かさ。1:11〜エンジン思いっきり入れて一回プチ爆発するの格好良い。サビのギターリフ耳に残る。陰鬱な雰囲気の中、ずっとアコギが居ることで暖かさが守られている。「in silence」の歌声の伸びやかさ、美。間奏がドラマチック。4:50〜美しい歌声を堪能できるゾーン。後ろの音がめっちゃサイケデリックになる。宇宙。

↓このPVに出てくる外国人の子供、ウエンツ瑛士さんなの…！？！？スゴ！

15.WISH

またまた再録版。出た…疾走感あるのに切ない曲…！LUNA SEA語彙がこの曲も炸裂している。1:20〜キャッチーなサビのメロディ、歌いたくなっちゃう。好き。ギターの音、煌めきと陰鬱さが物凄いバランスで共存している。2:40〜ベースが、ベースがめっちゃ格好良い。音数が減って突然耳を奪われる。3:00〜こんなにも甘く切ない「ラ〜ラ〜ラ〜」があるんだ…。キャラメルボイス。

LUNA SEAは1989年に始動した日本のロックバンド。メンバーはRYUICHI（Vo）、SUGIZO（G）、INORAN（G）、J（B）、真矢（Dr）。始動した時のバンド名は「LUNACY」。1990年にLUNA SEAへ改名した。1992年に『IMAGE』でメジャーデビュー。ヴィジュアル系ロックバンドブームの火付け役となり、カリスマ的人気を誇っていた。2000年に解散したが、2010年に活動再開し、充電期間を経ながら、現在も活動している。ファンの名称は「SLAVE」で6番目のメンバーと位置付けている。

本作は2000年にリリースされた初のベストアルバム。#11 、#12 、#13 、#15はこのアルバム用に再録された。

RYUICHIさんの歌声の変化を辿れるようなアルバムでした。ファンの中ではその「河村隆一化」と呼ばれる変化に賛否両論あるみたいですが、人は変わるものだから難しい…

河村隆一さんとしてのソロはLUNA SEAよりももっと濃厚で甘い歌声が味わえます。「Love is…」は知っていました。名曲。

#内山結愛一日一LUNASEAと題してサブスクにあるアルバムを全部聴いた時も楽しかったな〜！推しアルバムは『MOTHER』です。「ROSIER」という名曲と、「TRUE BlUE」という好き曲が入っているので…

初歩的な感想になってしまいますが、ヴィジュアル系ロックバンドの方々っていつまで経ってもお綺麗で本当に凄いな…美貌の保ち方、伝授していただきたい。

あと黒服限定GIG 、めっちゃ行ってみたい！

前回は去年の12月にやっていたらしいです。めっちゃ最近だ！

さいたまスーパーアリーナに居る人全員黒服という光景見たすぎる…きっとビビり倒してしまう…

そして、「THE LAST ROCKSTARS」（←名前本当に凄）を結成されたSUGIZOさんとは、内山の所属するRAYは台湾で共演しました！！

（共演とか言っちゃった…本当のことだけど…）

ライブも少しだけ見ることができたのですが、ギターからエゲツない音が出ていて笑ってしまった。格好良かったです。

いつかLUNA SEAのライブ観に行けたらいいな〜！

そして、カリスマボーカル編は次で一旦最後になります！

次回は B’z の『B'z The Best XXV 1999-2012』を聴いてみた編をお届けする予定です。

最後まで読んでくださり、有難うございました。