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オフショアと言えば日本?!英語が使えるメリットは?

いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。

本日はITエンジニアの人口と、給与データから考えたお話です。

まず、2022年に総合人材サービスのヒューマンリソシア株式会社が出しているデータを見てください。

記事①

記事②

この両記事から取り上げたいデータは、日本のITエンジニアの数は世界4位で132万人、給与については20位という結果です。

これだけ見れば「めっちゃお買い得やん!」と海外の方は感じるのではと思います。

数が多くて、給与が安い。今だったら円安の影響も加味するとさらにお得感が増します。

では、実際に海外から日本の企業に仕事は発注されているのでしょうか。
いわゆるオフショア開発ですが、海外の企業から発注を受けている企業は多いのでしょうか。
これは定量的な数字があるわけではありませんが、私の周りだとその数は少数です。

一昔前、「オフショア開発」というと日本の IT 企業がアジアの単価の安い国に発注する。
そのイメージがほとんどだと思います。しかし、先ほどのデータが示す通り、日本はすでに賃金の安い国。
物価の安い国になっているので、時代は変わり続けています。

そしていつの間にか、逆転してしまっていたわけです。

では、その当時日本企業が海外でのオフショア開発に求めたものはなんだったでしょうか。

それは、日本語でのコミュニケーション能力を問うている企業がほとんどでした。

ただ今の時代だとそれが逆になるわけです。そう考えると、日本人の英語能力はどうでしょうか?

EF EPIという英語能力ランキングというものがあるのですが、日本の英語力は55位で『英語力が低い』に分類されています。

データ②にあるIT技術者の給与Top20の国々を見てみると、ほとんどの国が英語力が強いに分類されていて、
パナマと日本だけが英語力が低いに分類されているんです。

このデータは英語力との相関性について触れていませんが、Top20の国のほとんどが
英語への抵抗がないようなので、高給との相関性はありそうですよね。

先日、世界中のエンジニアが参加するプロジェクトの案内があったのですが、日本で行われているプロジェクトとは段違いの単価設定になっていました。
また、私の知り合いで英語が堪能なITエンジニアは、海外のメンバーと仕事をしていて、
こちらも日本の案件とは比べものにならない単価になっています。

これからも日本企業だけを相手にして仕事をするのか、
これからは海外企業も視野に入れて活動するのか。
それだけで大きなメリットが生まれ、差がつくのは必至でしょう。

私もどちらかというと英語は苦手なので、先を見据えて英語学習に励もうと思います。

コロナ以前は日本語が話せない外国の方と時々食事をしていたのですが、
いつの間にかなくなってしまったので再開させたいなと思います。

今週も読んで頂きありがとうございました。

また来週お目にかかりたく思います。

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