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短めエッセイまとめ

短い随筆、多分エッセイ、エッセイと思って書いてる文のまとめです。あまり明るい内容では無いですが、ちょっとした事から始まったセンチメンタルに身を任せて文字を綴りました。 

そんな日を待ち焦がれてる。
 憧れだけが募って、行動はしないで。私は見てるだけで、妄想してるだけで、満足だから。それに私じゃ失敗に終わっちゃうから、思った感じに出来ないから。見て憧れて妄想してるだけでいい。
でもいつかその日が来ることを少しだけ夢見て、まるで夢のようなそんな日を、待ち焦がれてる。

いつの日かを恐れているけど
 ずるずると歩いて、ちょっと疲れて座り込む。
みんなの背中を眺める、置いて行かれてる。けれど、もう私には追いかける気力も、歩く気力も無くて。後ろからみんなに、頑張れと声をかけるくらいしか出来なくて。
いつの日か誰の背中も見えない日が訪れる事を恐れながら、眺めてる。 だからといって歩く事はない、恐れているけど何もしたくない、何も出来ない。

自責は蚊を殺す
 自責と他責。他責はやめろ、人のせいと思い込んでる時にふと、それって私のせいじゃない?と自分の非を認めると器が割れる。
人は追い込まれると別の対象へ責任転換し、都合の良いように社会や世界を憎むらしい。けどそれが自分のせいと認識すると、先程の思考が跳ね返ってきて押しつぶされて、蚊のように潰されて死んでしまうから。

夢に溺れて水死体
 現実と向き合うというのは人間が当たり前にやってきた事、でもそれって難しい。だって夢見てたいじゃない、現実なんかより幸せで楽しい夢に溺れて、いつの間にか死んで、水死体にでもなってたらいいじゃない。
幸せな夢の中で死んでたら、どれだけ楽な事か。

ありがとう御座いました。

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