からっぽの椅子
昨夜呑んだビールのアルコールが抜けないまま起きた。ちょうど10時くらい。
顔を洗ったらすぐにスキンケアをした方が良いのだが、この季節は顔を手の甲で撫でるとサラサラと気持ち良い。そのおかけでスキンケアをサボってしまった。
カーテンを開ければ、雲ひとつ無い秋晴れで、直射日光は目の奥を刺激させる程だった。
暖められた御座の上を裸足でペタペタ歩いたり、お気に入りの椅子に座り、珈琲牛乳を飲みながら好きなラジオを聴いた。
光に当てられた椅子や障子、カーテンが美しすぎた為、写真に収めた。
この写真を撮った時、真っ先に思い出したのは大貫妙子さんのアルバム『SUNSHOWER』より、『からっぽの椅子』である。私がこのアルバムの中で一番好きな曲であり、通学中は電車の車窓を眺めながらよく聴いたものだ。
そして今、『からっぽの椅子』を部屋の東にあるCDプレイヤーから流し、しばらくこの椅子を後ろから眺めていた。
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