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幹事役を楽しめるかどうか?〜境界線はどこにある?

15年にわたる恩師のゼミ生全員を対象にした同窓会を、数年がかりで準備してくださったのが、幹事役を引き受けてくださった先輩方でした。

実現するまでにかけられた時間・エネルギー・きめ細やかな配慮に、感動することしきりだった私です。

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というのも私、そうした役割を重荷に感じていた時期があるのです。

私が担った役割のひとつが、娘のバレエ教室の保護者会代表。

引越・退会される前任の代表さんから打診されて引き受けたものの、次の方にお願いすることができずに数年間。

発表会の保護者会幹事も担当していたころなど、心臓がキューッと苦しくなることがたびたびありました。

マインドの扱い方を知らなかった当時の私は、ストレスに弱かったんですよね。

「自分から引き受けたんだから、ちゃんとやらなければならない」
〈have to〉 で考えていたから、しんどかったんです。

私にとって、〈選択肢と可能性を広げる〉のは人生で最も大切に思っていること=《最高の価値観》のひとつ。

であるならば、「バレエ=娘が選択肢と可能性を広げる機会」と考えて、「バレエのサポート=やりたいこと」と認知することだってできたんです。

あるいは、私自身が教室代表という役割を活用して、先生や生徒さんたちに積極的に関わっていくという選択肢を増やすことだってできたでしょう。

でも、当時の私には、その余裕がありませんでした。

保護者代表といったって、実際はそんなにやることはなかったのに、「have to=やらなければいけないこと」と捉えて、ちょっとしたことにもストレスを感じていました。

もしも、「want to=やりたいこと」と捉えられていたら、
「生徒さんたちが楽しくバレエのレッスンができるように、私に何ができるだろう?」
「幼児さん&ママたちに興味を持って見学に来てもらうために、私に何ができるかな?」
ということまで考えて、ストレスなく楽しめたことでしょう。

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こんなふうに、教室代表という役割を自分の《最高の価値観》に結びつけて考えられなかった私ですが、同時期に、熱量高く取り組んだ役割もあります。

それが、バレエ発表会の進行役(*)。

「want to=やりたいこと」と捉えていたので、どんなに時間とエネルギーをかけても、楽しくてなりませんでした。

(*)進行役とは
特に幼い生徒さんたちが、正しい場所・タイミング・並び潤で出演できるよう、舞台袖でサポートする役割。進行表を事前に準備するのも、責任の重さを感じつつも楽しいものでした。

我が子に限らず、生徒さんたちみんなの可能性が広がっていく様子を間近に感じられるのが嬉しくて、嬉しくて。

一方、「進行役なんて、責任重大すぎて無理!」というママもいらっしゃいます。

受付を担当してくださったママたちは、「いかに効率的な仕組みを事前に準備して、お客様をお待たせせずに気持ちよく入場いただけるか」に燃えていらして、プロフェッショナルなお仕事ぶりを毎回見せてくださったものです。

自分の《最高の価値観》を満たすものだと感じられると、クリエイティブになって、パフォーマンスも自然とあがるんですよね。

そんなふうに取り組んでいたママさんたちは、それぞれの役割で「〇〇さんでなくっちゃ!」と、頼られる存在になっていました。

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ひるがえって、同窓会での幹事のお仕事。

引き受けてくださる方々はきっと、ご自身の《最高の価値観》を満たすものを感じてくださっているように思います。

楽しそうに取り組まれている様子を見て、
「私もお手伝いしたい」
と思う人が出てくるのも、《最高の価値観》に生きる人を間近に感じる恩恵だったりします。

一見、「大変そう」に見えることを楽しめるかどうかは、「それを自分がどう捉えるか」にかかっているんですね。

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「よくやるねー」と人から呆れられるけど、「自分はなんとも思わない、というよりも、むしろ楽しい」なんてこと、あなたにはありませんか?

きっと、そこにはあなたが大切に想っていることが反映されているんだと思います。

どうぞ存分に楽しまれますように♪


〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏


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