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秋風


らしくないよと
見透かす様に
冷たい風が  髪を撫でた


固く誓った  あの約束を
貫き通す  この強き心  
例えほんの一瞬だとしても 
揺らいだのは  寂しさのせいです



強くなろうって決めたわけじゃなくて
弱さを生み出さない為の環境を
構築する 選択肢を  見つけただけ



人は弱い者だからねと
誰もが言うけれど
そうかもしれないねと
ただ目を瞑り微笑むだけで 
仲間外れを 選びました



人は皆  人に包まれた  
暖かい環境で 形成され
ひとりぼっちで  この世に
生まれてきます
初めて泣いた  あの日の事を
覚えていたかった
そう思うのは  弱さを知った 
証なのでしょうか



悲しくて  苦しくて
でも  泣けなくなって
大丈夫  その言葉が癖づきました



本当はね  助けてと
言えば  いいのだけど
大丈夫  その言葉が盾になった



季節はね  確実に  流れています
素直すぎる  この小さな身体が
精一杯  教えてくれています



ふと忘れていた  自分の脆い部分
人恋しくなる  この季節に
かさぶたが剥がれ むき出しになって
その傷を隠す様に 
涙が  溢れたのでしょう



知らない誰かの  無慈悲な優しさ
少しくらいの甘えならいいのかなって
思ったのも間違いじゃない
だけど  私だけが悪いのかなって
冷静になり立ち止まってみたら
満遍なく 優しさを配る 遠い君も
罪作りだったよって 愛しくなった


強さって弱さ、脆さの表面張力で
ほんの少しの振動だけで
揺らぐ事もきっとあるのでしょう
静かに黙って支えてくれている絆
この胸で 誇り続けられる様に
時には嘘みたいに泣きたくなる事も



あなたなら許してくれるかな
会いたい気持ちだけ 募るけれど
神経を過敏にする 冷たい風に
今宵も背中を押され 
前だけ見て またひとり
歩き続けよう  ずっとずっと








なんだか急に、秋ですね。
肌寒くなってきましたが、皆さま、体調を崩したりしていませんか?



物書きだからこそ、秋は作詞を書きたくて書きたくて、身体が疼きます。
作詞を書く事で精神が安定するのかもしれません。作詞家あるある。



私の書く作品達は、どれもこれもなのですが実話です。



この作品は人恋しくなるこの季節にふと現れた『魅力的な人』を好きだなぁって思い、その気持ちをダイレクトに伝えた時、気持ちを知っているのにも関わらず、やんわりやんわりと『丁寧』に優しくあしらわれ。優しさも時には罪作りなんだけどな?って胸が痛くなったという作品です。



HSPって言う特別な気質のせいもあり、
本来は見えることのない真意が見えてしまって、この繋ぎ方(継続)、辛いなぁってなってしまったんです。


MBTI診断ではINFJだそうで、更に生きづらさに拍車がかかってしまったと痛感しています。



繊細さんの方って、本当、どうやって生きていってるんだろう?って強く思っています。
正直、めんどくさくもあります。



秋って短いけれど、とても情緒的、感傷的な気持ちになり心が揺らぐけど『急ぎ足』で過ぎ去っていくので、取り残されないように、頑張ります。



読んでくださった方、ありがとうございました。ではまた。



追伸

あ!年明け、KingGnuのライブ参戦出来ます。当たりました。今はそれだけを糧に生きていきます❤️‍🔥
気圧の変化で、良性頭位性めまいが起きたり、食欲の秋なのに痩せてきてしまったりしていますが、無理やり芸術の秋に持って行ってるところです。


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