皆様こんにちは、多趣味娘。です☻

今日は、私のコラムシリーズ・大河ドラマで『新選組！』について語っていきたいと思います！

2003年放送の『武蔵』は全く記憶がないので飛ばします💦

圧倒的注目ポイント。

『新選組！』は2004年の大河ドラマです。過去に新選組が登場する大河ドラマは多くありましたが、新選組を主役とした作品はこれが初めてでした。幕末と言えば新選組と言っても過言ではありませんから、日本史ファンにとってはたまらない題材だったと思います。

まず最初に注目すべきポイントは、脚本が三谷幸喜さんだということ。

当時、舞台の脚本でじわじわと名を広めていた三谷さんにとって、この作品は一気にその名が知られることとなる作品の第1号といても過言ではありません。大河ドラマの脚本家としては若手が登用されたことで話題になりました。

さらには、当時の若手俳優たちがキャストに多く起用されたことも話題となりました。主役・近藤勇の香取慎吾さん(当時SMAPメンバー)、土方歳三役の山本耕史さん、沖田総司役の藤原竜也さん、斎藤一役のオダギリジョーさん、藤堂平助役の中村勘太郎さん(現・中村勘九郎)、山南敬助役の堺雅人さん、など。
今みるとめちゃくちゃ豪華ですよね。新選組が活躍していたころの実年齢に近い年齢の俳優陣が起用されたので、とても臨場感がありました＾＾さらにはこの作品で有名になった方が多い印象です。特に山本耕史さんや堺雅人さんはその代表ですね！

三谷ワールド炸裂！

三谷幸喜さんが脚本なだけあって、これまでの大河にはないコメディカルな要素が多くあるのが、この作品の特徴です◎基本的には史実に沿って作られているのですが、多少脚色されている部分はあります。その点について世の中では賛否両論だったようですが、そんなのどの大河ドラマでもあるし、あくまでもドラマなので、個人的にはそこはどうでもいいかなと。笑
それよりも三谷さんの世界観が伸び伸びと描かれていて、観る人を楽しませてくれる要素が詰まっていることに私は心惹かれました。

おそらく、日本史に詳しくなくても、見やすいと思います。実際、それまで大河ドラマに興味はなかったけど、新選組はみてた！っていう友達が私の周りには多くいます。『新選組！』以降、大河ドラマに若手俳優が起用されることが増えたので、いろんな年齢層の方に大河ドラマを受け入れてらうきっかけとなったドラマだと思います。そういった意味でも、三谷さんが、三谷ワールド全快でこの作品を作ってくださったことに大きな意味があると思います☻三谷さんは歴史マニアらしいので、いろんな方に歴史を知ってもらいたいという願いもあったのかもしれません。

ちなみに、三谷さんの代表作ともいえる『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』は2006年、2008年に公開されています☻『新選組！』からのこの流れ。三谷さんにとってもこの作品は重要なポジションなのでは？とかってに思ってます。笑

異例の再放送、続編製作！

これまでの大河ドラマのイメージを覆すような、そんな勢いのあるこのドラマ。勢いづけるものは他にもあります！

まずは、単独で再放送された回があるということ。しかも総集編に加えて、この回だけ再放送、ですからね。これは…衝撃でしたね。もう、本当に衝撃でした。
これは、第33回「友の死」という回なのですが、新選組の中心人物・山南敬助（役・堺雅人）が切腹する回です。当時リアルタイムに放送されたときに大反響を呼びました。その後視聴者からのリクエストで、この回のみ再放送されたのです。

え、大河ドラマでこんなことありました？？いや、ないですよね。
後にも先にもこれが最初で最後です。それくらい反響が大きかったんです。私もこの回を観たときには胸にグッとくるものがあったのを今でもよく覚えています。切腹シーンで泣きましたもん・・・。今再放送したら、きっとまた大反響を呼ぶんじゃないかとさえ思います。堺雅人さんは、この放送で一気に名を広げることになりました。私は当時見つかっちゃった～って思ってました。でも、いろんな方に知ってもらえてうれしくもありました＾＾

さらに『新選組！』の勢いはとどまることを知りません。放送終了から1年後、土方歳三に焦点を当てた続編が作製されました！！

え？続編？続編が作られた大河ドラマって今までにあった？？
いや、ないですよね。後にも先にもこれが最初で最後です。←２回目

本編では、近藤勇が死ぬところまでで終わっていて、会津や五稜郭まで描かれてはいませんでした。続編ドラマでは、土方歳三を主人公として、彼の最期までが描かれました。キャストはもちろん同じメンバー（近藤勇は死んでたのでできませんでした）。もうこれだけでテンション上がりましたね…！しかも正月スペシャルでしたから。

『新選組！』は視聴率こそすぐれなかったものの、大河ファンにいかに愛されていた作品だったか、皆さんお判りいただけたのではないでしょうか☻

個人的な好き要素。

ここまででお気づきかと思いますが、私はと・に・か・く！この作品が好きなんです。たぶん好きな大河ドラマベスト３には入る。絶対入る。

ここからは私の盛り上がりポイントがあるので書きます。先に言っておくと、確実にテンションがおかしくなると思うので、うざいと思ったら読み飛ばしてください・・・。笑

とにかく俳優陣が好きすぎる！この作品に出演されてた方は、無条件で未だに全員好きです。笑　だって、ねえ、、、好きな作品だから。出てる人も好きだよ、そりゃ。理由なんてないよ。数いる俳優陣の中でも特に好きになったのは佐藤浩市さんです。芹沢鴨・・・まあまあ序盤で殺されちゃうんですが、その殺されるときのワイルドさと言ったら・・・たまらんです・・・ぜひ見てみてください。

テーマ音楽も好きです。大好き。珍しく歌入り。この曲が好きすぎて、サントラも買ったし、譜面も探してピアノで弾けるようになりました。笑　めっちゃ練習したなぁ…。当時私は吹奏楽部で打楽器をやっていたので、シロフォンやマリンバでもアレンジして演奏してました。懐かしい。今やりたい←
作曲は服部隆之さんです。素敵。

そしてひとつ思い出話。
当時付き合ってた彼氏も歴史大好き人間で。笑　二人で新選組の話で大盛り上がりだったんですけど、友達まで巻き込んで新選組ごっこしてました。笑
隊の中で役まで決めて、隊長が誰で総長が誰で、と2人で勝手に決めてました。今考えると友達に大迷惑ｗｗｗただのオタクカップル・・・。友達、みんなに謝る。まじでごめん。笑　いや～楽しかった。笑

いつも以上に熱が入りました。笑
私の中ではとても印象に残っている大河ドラマです。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね☆

それではまた次のコラムでお会いしましょう☻