【漫画】キングダム~59巻。
皆様こんにちは、多趣味娘。です☻
先日、漫画『キングダム』を現行巻まで読み終えました!
いや~達成感がすごい!!!
ストーリーはまだまだ続いていく模様ですが、ひとまず一気に読み終えた感想を書きたく。笑
漫画に疎い私ですので(最近やっと漫画の面白さに気づきました!)、お手柔らかに読んでいただけると嬉しいです☻
これまで本ほど漫画に興味がなかった私が、漫画を読むきっかけになったのはこれです↓
新型コロナ感染拡大の影響で、家に籠っているときに放送されました。
恥ずかしながら。この映画を見るまでは、キングダムが漫画であることすら知らず...。無知のままこの映画を観ました。
しかし。
無知な状態で観たのが功を奏したのだと思う。笑
その頃の私と言えば、小説『銀河英雄伝説』にドはまりしていて、戦略・戦術系の話にどっぷりつかっている頃でした。
この作品の原作が漫画であることを知り、さらには歴史好きが相まって始皇帝が出てきたころの中国史を軽ーく検索したりなんかもしちゃって。
キングダムの沼にはまりました。
その後、知人が漫画全巻を貸してくれることになり、全巻読破に至りました。
映画の内容って、最初の1,2巻分しかないんですね、、
そこにまず衝撃でした。初動の初動って感じなんですね...
そこから目まぐるしく物語が展開していって。
「やばー、、面白すぎ!!!!」と、私がのめり込んだのは合従軍あたりからです!純粋に李牧すごくないですか?笑 頭良すぎて凡人にはついていけんです...素敵。
その次に楽しかったのは秦の趙攻めですね、やはし。
黒羊のときの桓騎といったら...え?セクシーキャラなの?笑
あの妖艶な感じがたまらん...しかし攻め方はえぐい...特にあの、女・子供を殺してアーチにしちゃうとこなんて...目も当てられないほど残虐でした...
その後の鄴攻め...!
ここで派手に主役級を務めたのが王翦。
あの鋭い目つき...っていうか目と口しか見えないから、あの仮面の下でどんな表情してるのか気になりすぎる!!!
何巻か忘れましたけど、漫画の表紙の裏(値段とバーコード書いてある面)に王翦の目だけ描かれてて、その目線にやられましたよね...はい。あの絵が好きすぎて写真撮っちゃいましたもん。(このコラムの画像にしてるやつです)
鄴攻めは、これぞまさに戦略、戦術の極みと言っても過言ではない戦いでした。肝はなんといっても兵糧。最後、斉から、しかも水上から兵糧がやってきたときは感動ものでしたよ本当に。王翦すげえ。。。
そして実戦自体も、常に、お互いに相手の裏の裏の裏をかく!!!っていう感じでしたね。
話がやや飛びますが、信が龐煖を打ち取ったときの衝撃たるや...すさまじい。そしてそれを冷静に分析して眺めてる李牧。いや、あんた助けんのかいwっていう。笑
59巻のラスト。
いろいろあって、追われる身となる李牧。
「さすがに、ちょっと疲れましたね...」
って。
せつなすぎませんか、あの後ろ姿...涙。
あんなに身を粉にして趙を守ってきたのに、この仕打ちはないやろ!!!と誰しもが思うはず。
現行ではここで話が止まっているので、今後李牧がどうなっていくのかが焦点ですね。楽しみだけど、最悪な結末になりそうでやや不安...。
だーいぶはしょっての感想文になりましたが。笑
とにかく面白い。面白い。面白い。
この作品をきっかけに、中国史に関する本を読んでる最中です。
すでに読み終えたものとしては↓
キングダムとは時代は少し異なるのですが、司馬遼太郎の『項羽と劉邦』。
始皇帝が死ぬところから物語が始まります。漫画にも登場する李斯が、最初にうごめきます。
今読んでるのはこれ↓
人物ごとに焦点をあてて書かれているので、非常に読みやすいです。
そして今後読みたいと思っているのはこの子たち↓
『奇貨居くべし』は、呂不韋に焦点をあてた物語みたいです!
もうね、読みたいものがありすぎて時間が足りませんよね。笑中国って歴史が長い分、それだけ物語がたくさんあるわけで。とにかく”濃い”んですよね。
キングダム自体は史実を元にしたフィクションなので、実際に残されてる記録とはやや違うストーリも含まれてます。それでも、現実味のある話になっているので、中国史に触れるきっかけとしては最高の作品だと思います^^
そう、『キングダム』を読み終えた私が主張したいことは、
「中国史は面白い!
面白さを教えてくれてありがとうキングダム!!!!!」
です。笑
映画の続編も決まったことですし、漫画の続きも楽しみです!
中国史に詳しい方がいたら、ぜひ、お薦めの本や漫画など教えてもらえると嬉しいですっ!
・・・ちなみに。
中国史が好きな方に私からは『銀河英雄伝説』をお薦めしておきます。笑