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口は1つ、耳は2つ

人には色々な感覚器官がありますよね。
外界と自分の橋渡し役。
五感です。
目、耳、鼻、口、皮膚。

コミュニケーションの手段に言語がありますが、言語を発する口が1つなのに聞く耳は2つです。
これは、口で発する1に対して耳で聞く2くらいの比率が、望ましい姿勢であることを示しているようですよ。
人は自分のことを聞いてくれる人のことに好印象を得るものです。
聞くに徹しすぎると、これはこれで「自分の意見のない人」みたいに見られるので注意ですが…。
口が1つなのに、耳と同じで目が2つなのも示唆をくれる気がします。
目は口ほどに物を言うと言いますが、情報の伝達において視覚情報の影響はとっても大きいそうです。
むすっとして「ありがとう」と言われるのと、
にっこりして「ありがとう」と言われるのでは、同じ音程・音調の「ありがとう」でも、印象は天と地の差がありそうです。
身振りや姿勢も視覚情報ですね。
コミュニケーションをとる時は、発するより聞くを重視し、自分から言葉に出して伝える時は、相手の目を意識するのが、良さそうです。

「重視」という言葉にふと気づきました。
"重く視(み)る"ですね。
視覚の「重視」に対して、聴覚に相当する言葉は「傾聴」かな。
嗅覚と味覚と触覚には相当する言葉が思い浮かびません。
ありそうだけどな。
世の中にはあるけど、僕が知らないだけかもしれませんね。

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