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#時空の森羅万象物語 第Ⅸ章第89節


この時代の楓塚家の三兄弟は、神護と同じように(例によって色々と混ざっているので似非っぽくはあるが)関西弁的な言葉遣いで話します。

ただし若葉の場合は本当に親しい人としか(似非)関西弁で話さないので、馬咲などとはあまり仲が良くなかった模様 σ(^_^;)

蓮華や一番上の兄(続編で話が出ます)はバリバリの(似非)関西弁なので、仲の良い兄弟同士で話す時は気兼ねなかったのだと思います。

楓塚三兄弟の境遇は、実は鏡祐の兄弟とも似ているわけで(特に一番上の兄が謎の現象によって行方不明だった辺り)、その事も考えて織姫は蓮華の言っている事が分からないでもないと考えているのです。



最後の挿絵の鏡祐は、実際に桜菊国内を自分自身の目で見る為に旅立った後のどこかの場面です。

この辺りのお話に関しては、また後々書いていくつもりではありますが、結構遠い話になるかもしれません。

一応、服装としては大正ロマン風なものを目指して(失敗して)いるつもりなのですが、実際に鏡祐が目覚めた時代は既に昭和に入っています。

その辺り、少し時代錯誤感を出したかった(のと、単に著者が大正ロマン風の服を書いてみたかった)ワケですが、リアル現実だったら怪しい者として即座に捕まってしまうかもしれません;

ところで新聞は江戸時代の「瓦版」が元になったと言われていますが、大衆向けに小新聞が発刊され始めたのは1874年からの事で、鏡祐もギリギリ知っていたくらいといったところでしょうか。

ラジオに関しては全国放送開始が1928年なので、鏡祐は全く知らなかったワケですね。



今回も、ご愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m






中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。