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#時空の森羅万象物語 第Ⅰ章第6節


さて、お話の続きを投稿して参りましょう。

このお話では度々地震が起こりますが、実際の屋久島ではほとんど地震は起こらないようです。

屋久島は基本的に土台が花崗岩なので、かなり頑丈で地震が起こりにくいのだとか(ただし少しずつ上昇はしているらしい)。

屋久島で周遊観光バス【やくざる号】に乗った際、30年ほど屋久島に住んでいるという運転手兼ガイドの方が「30年住んで震度2が一度きり」と言っていました。



前回の解説文で過去の回想話などは☆で挟んでおくと書きましたが、時系列のハッキリしないような未知の異空間的な場所での会話も同様にしておきます。

この辺りの話者不明の意味深話は、今は分からない事だらけのはずなので後々読み返して頂いた方が良いかもしれません。



浅葱がゴロ寝している岩場は、白谷雲水峡の太鼓岩をモデルにしています。

なので、本当は容易く行ける場所ではありません(笑)

ニイヨメジョは「ニイ」と笑う嫁女や新嫁女など、その呼び名には色々な説があるようです。

そもそも山姫とニイヨメジョを別の存在とする説もあるようで、未だその正体は謎のままのようです。

浅葱の書いているレポートの課題が何かは不明ですが、多分【民俗学】か【文化人類学】的な何かです。



織姫さんの部屋のテディベアはただのコレクション、クマさん集めが趣味らしい。

飲んでいるのは虹野島産の緑茶、最近鹿児島が静岡を抜いてお茶の生産一位になったとの事ですが、屋久島がお茶生産に力を入れ始めた事も大きいようです。

持っている湯呑みは屋久杉の土埋木を使用した工芸品、これについてはまた後々書いていきます。



今回も、御愛読いただき誠にありがとうございます m(_ _)m






中高生の頃より現在のような夢を元にした物語(文と絵)を書き続け、仕事をしながら合間に活動をしております。 私の夢物語を読んでくださった貴方にとって、何かの良いキッカケになれましたら幸いです。