見出し画像

チャイルドコーチングアドバイザーである私は、それ以前に塾講師でもあるのですが、自営を始めて5年目に入り、それまで勤めていた時と違ってきたなぁと思っていたことを書いてみます。

まずは子どもたち。
本当に活字に弱くなってきています。非常に心配です。
高校生までは定期テストや単元テスト、模試があるので、どうしても紙に書くことが多くなるはずです。なのに、読めない、書けない。いや、読まないし、書かない。
みなさん普段、パソコンやスマホの画面上の文字を見る時間が多いと思うんですが、紙で文字を読むのと何が違うと思いますか?

その答えは、記憶に残るかどうか、だと私は思います。

YoutubeやTikTokをよく視聴している子が多いので、それに出演している人や批評している人を見て真似をしたりする子がいます。ですので、一見言葉をよく知っていてよくおしゃべりをする子に見えます。でも本当は、表面上の真似をしているだけで、本人はあまり深く考えておらず、私には、どうすれば話し方や雰囲気が似るかを追い求めているようにしか見えないのです。

長時間その動画を見ていて、どれだけ記憶に残っているでしょうか。

で、結局漢字が分からない。(辞書を使わない)
作文が書けない。
英作文では状況をつかむことができない。
想像力の欠如。

文章から世界観が理解できないので、国語や英語以外の教科にも多分に影響が出ている。

子どもの遊びを、時間の使い方をオンラインに丸投げした結果だと思います。


次に大人。
大人は漢字が書けなくても実はあまり困りません。わからないときはスマホで調べたりします。
なので、それを子どもはマネします。
結果辞書を使わない子が増えます。仕方ないです。

大人にとっても勉強はあまり好きな事ではないはずです。
子どもの時勉強大好き!って人はあまり見かけたことがありません。私も数学が大嫌いでした。

でも、寄り添って勉強しているところを励ましてくれる人はいたと思います。昔は学校の先生も時間外で見てくれたり、泣きたくなるくらい大量の宿題を出す先生が居たり、ある意味家庭と協力体制の上でお互いに子どもの勉強を任せていたと思います。

でも今は違います。
学校の先生だって働き方改革でなるべく残らないようにしています。うちの学区の中学校は基本的に宿題がありません(批判があって少しは出るようになりましたが、他校の1/5くらいです。)。定期テストの代わりに外部模試をじゃんじゃん受けさせています。

おうちの人は変わらず学校に任せたいのに、学校は方針があるのでそれに従い宿題も出せないし、自作の定期テストもできない。
子どもたち、かわいそう・・・。

それでいて、勉強しているところを励ましてもらう機会がありません。それで、勉強に対して頑張るという行動が、意欲が生まれ無くなりました。

だから、私は子どもたちの学びのサポートと、親の学びのサポートの両方をしなければならないと考え、コーチング講座を開講しています。

この部分は塾に、学校に「任せる」 というのと、
自分じゃ面倒だから塾に、学校に「丸投げ」というのとはわけが違うのです。子どもの成長に大きく影響すると考えています。

子どものために親も学ぶ機会を冬休み中にも設定しています。
1/14(日)13:00~17:00コーチング基礎講座(対面)
準備しながら、今日はこんなことを考えていた、という話でした。


スキ・コメント励みになります。
ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?