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夏の松島~仙台 ひとり旅


2023年7月17日(月・祝)-18日(火)で宮城県の松島と仙台へ行きました。主に松島観光の記録です。松島へはだいぶ昔に来たことはありますが、遥かかなた過ぎて全然記憶がないので、初めてのような感覚。

上野から仙台まで新幹線で。いったん、仙台駅近くの宿泊ホテルに荷物を預け、仙台駅から仙石線で「松島海岸」へ向かいました。40分ぐらい。

蒸し暑いけど、お天気が良くて青空が眩しくて気分は爽快。

🔹揚げたて「むう」

仙台で人気の「お豆腐揚げかまぼこ むう」。阿部かまの「ひょうたん揚げ」は有名ですが、「むう」に揚げたてバージョンがあったことを知らず、思わずオーダー。

軽く揚げてあるので熱々ではありません。でも揚げたて感はあって美味しい。調べてみたら、やっぱり揚げたては松島でしかやってないようです。

ささかまを自分で炙って食べることができます。温かい笹かまも良いよねー。

松島にもでっかい「菓匠三全」が。ずんだシェイクは東京の店舗でも飲めるので、仙台でわざわざ買わなくていいかなぁと思っちゃう。七夕の飾り付けが風流。

🔹かき松島こうは 松島海岸駅前2号店

お昼は牡蛎のお店を予約していました。駅近のこじんまりしたお店で、2階が予約席。私(1人客)の他に、ご夫婦がいらっしゃいました。

オイル漬け、焼き物、カキフライ、牡蠣のひつまぶしなどのランチセット。かなりのボリュームですが、生ガキが食べたいと思って追加。

パンパンに詰め込まれたカキフライ
甘辛く煮た牡蛎の佃煮が乗ったひつまぶし

カキフライは大好物なのですが、やっぱり生ガキに勝るものはないなぁ。ぷるんつるんとしていて最高。東北の牡蛎は小ぶりなイメージですが、とても立派で食べ応えあり。

なんとなくご当地っぽくて頼んでみた。ふつう(笑)

食べ過ぎた、量が多かった(笑)
セットじゃなくて、アラカルトでも良かったかな。

カキフライもひつまぶしも、あまり好みの味付けではなかったので、リピートするなら生ガキだけかなぁ。味付は色々好みがあるからね。

🔹松島島巡り観光船

せっかくなので船に乗る。3連休の最終日だったので、たくさんの観光客が乗船していました。
チケットはじゃらんで予約しておきました。多分ちょっとだけ安かったはず。チケットは島に4か所ぐらい受け取り場所があり、乗船前に引き取りに行きます。

プラス料金600円を支払い、2階のグリーンにしてみた。快適。
一般的な50分の「仁王丸コース」。千貫島(せんがんじま)、水島、仁王島、鐘島、双子島を経由。

結果、お腹いっぱいのせいもあって爆睡(笑)
船内の放送で説明してくれたけれど、心地よい子守唄となりました。

とっても優雅なお昼寝の旅になりましたとさ。

🔹福浦橋

長い橋が印象的で、思わず渡ってみたくて。渡るのに200円かかります。入口に小屋があり、自販機でチケットを購入、スタッフにもぎってもらいます。お金払って橋を歩いて渡るって、あまりないので不思議な体験。

良縁を結ぶと言われているらしいです。だからカップルが多かったのかなー。どこへでも1人で出かけられる私ですが(ディズニーとかフジロックとかホテルのアフタヌーンティーとかハワイ旅行とか)、カップルばっかりのところは、ほんのちょっとだけ、ちょっとだけスミマセンという気持ちにもなるな。もちろん家族連れなどもいたけれど。

海と雲と空、最高のコントラスト。

こういう風景を眺めているだけで癒し。

橋は、渡るよりも遠くから眺める方が好きかもしれない。城もそうかな。
島は1周するのにそれなりに時間がかかりそうだったので、渡ったのみ。
自然公園があり、たくさんの植物が自生しているそうで、今度は暑くない時期にゆっくり散策してみたいな。とにかく暑かったー。

🔹円通院

松島にはいくつもお寺がありますが、なんとなくここに惹かれて。伊達政宗の嫡孫・光宗の菩提寺。光宗は19歳の若さで亡くなったそう。毒殺説と病死説があるらしいけれど、政治的な理由で毒殺されたとしたら、時代の悲劇だなぁ。

伊達家350年の秘蔵、国指定の重要文化財「三慧殿 (さんけいでん)」が見応えがありました。

伊達藩は慶長遣欧使節として支倉常長をヨーロッパへ派遣しましたが、三慧殿の厨子には彼が持ち帰った薔薇や、西洋水仙が描かれています。日本が鎖国となったため、幕府には秘密とし350年も秘蔵とすることになったそう。

といった話を、ボランティアと思しきご年配の男性が、熱量を持って観光客に話してくれました。ボランティアの方の存在はありがたい、自分だけだとさらっと見て終わりになってしまうことも多いので。

とても暑い日でしたが、ここでは涼しく爽やかな風が吹いていて、この時期にウグイスがホーホケキョって大声で鳴いていて季節感が狂う。涼し気で良かったけど。地球の変化と共に、ウグイスが鳴く時期も変わりつつあるのかしら。

本堂「大悲亭」は、映画やドラマの撮影にも使われるそうです。ボランティアのおじちゃんが、映画「蜩ノ記」を例にあげて、「ここに寺島しのぶが座ったんだよ」と。ミーハーな私はちょっとだけテンション上がりました。

数珠つくり体験もできます。天然石を含む3000円コースをチョイス。

石は直感で選びます。

出来上がったら、選んだ石の意味を説明してくれるのですが、種類が多すぎて全然覚えられなかった(笑)赤縞瑪瑙(サードオニキス)が気に入ってポイントに使いましたが、全体的に健康とか身を守るものが多かったような気がする。確かにお参りに行ってまず何を願うかと問われれば健康のことなので、今の自分に合ってるかもしれない。

この手のブレスレットは切れた時に飛び散ってやっかいなので買わないようにしているのですが、お守りの意味でたまに使おうかな。
昔はハワイのパワーストーン的なブレスレットなども買ったことがあったけれど(パワーストーンなどは信じていないけど、可愛いから買っただけ)、菩薩様に御祈願済みの数珠はありがたみがあると感じます。

先ほどのボランティアの男性にまたお会いしたので、軽く世間話をしたのですが、もしかしてこの方はボランティアではなく住職さんだったのかもしれない…普通にお寺の中に入って行ったし。ボランティアにしては熱量と知識が深かったしな…

お話も楽しかったし、自然もお堂も美しいし、また機会があれば訪問したいと思ったお寺でした。

🔹芭蕉の湯

非常に蒸し暑い日だったので、汗で身体が不快で。日帰り温泉があると知ったので寄ってみました。ただし、観光地エリアと逆方向だし、徒歩だと駅からそこそこの距離があり(約10分強)、坂を登るので余計に汗だくになったー。

ですが、めちゃくちゃ気持ちの良いお湯で最高だったなぁ。化粧も落として髪の毛まで全部洗って爽快!
地元の人が多いのかな。祝日でしたが、混雑しているわけでもなく快適。お店のスタッフさんもいい感じです。近所にあったら通いたい。

湯上りのコーヒーフロートもたまりません。フルーツ牛乳と迷った。

🔹茶屋勘右衛門 By KIYOKAWAYA

駅前にめっちゃオシャレな土産物屋があったので寄ってみる。オリジナルブランドのお菓子などを色々作っているみたいです。バラ売りもしているのでありがたい。カモメのサブレは「可愛い」と好評でした。

イートインスペースがあり、ソフトクリームなども売っていたので気になりました。私が訪問したのは閉店間際だったので、イートインは既に閉まっていたので、また次の機会に。

🔹まぼ屋

晩御飯は、仙台に戻って。せっかくさっぱりしたのに、街へ出たらあっという間に汗だくです。

仙台駅のヨドバシに新しくレストランフロアがオープンしており、ほやの専門店があったので入店。繁盛しており、ちょっとだけ待ちました。

お通しがほやのジャーキー。見た目がドライフルーツのようですが、確かにほや。美味しい。飲み物は、三陸のなんとかサワー。ミント系でさっぱり。

ほやの唐揚げ。弾力がある。コショウの味付けがしっかりしていて味が濃い。1個で十分かなぁ。

ほやテキ串。「確かにテキ串ですね」という味。こういう食べ方をよく思いついたな。

酢の物。個人的には、やっぱりほやは生が一番好きかな。ぷるっぷるの食感がたまらない。

三角揚げ。定義山で揚げたてを食べたいなぁ。揚げたてに勝るものなし。

一番気になっていた「ほやアイス」は売り切れだった。残念。次回は「ほやピザ」「ほやポテト」を試してみようかな。
とは言え、1年分ぐらいのほやを食べた気分だなー(笑)

🔹イタガキフルーツカフェ

翌日のランチ。仙台エスパルのイタガキフルーツカフェにて、フルーツサンド。メロンジュース美味しかったー。フルーツ屋さんのフルーツサンドに間違いなし。

本店は何度か行ったことがありますが、エスパルの方は初めて。いつも混雑しているイメージだけど、平日の昼だったので大丈夫でした。

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