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SMAの鉄砲玉「山斎-SANSAI-」が魅せた音楽&笑いてんこ盛りナイト

フジファブリックの総くんとUNISON SQUARE GARDENの斎ちゃんが見れるから、とチケットを取りました。SMA 50th Anniversary presents 山内総一郎×斎藤宏介セッションライブ 山斎-SANSAI-@EX THEATER ROPPONGIというイベントです。対バンやSMAの「おなじむ」、「斎遊記」などで2人の交流を見ているので、とっても嬉しい。

最初は「親交がある2人の対バンね、やったー」ぐらいに受け止めましたが、SMA(ソニー・ミュージックアーティスツ)の周年イベントのために組まされたユニットなのね。SMA50周年ということで、この手のお祝いライブが50本続くそうですが、そのトップバッターとして矢面に立たされた2人。「山斎と書いて鉄砲玉と読むぐらいの(by宏介)」と、大人にやらされてることをきっぱりと説明していて潔くて笑いました。とは言え、実力のある中堅で気立ても良く尊敬し合っていて仲良しで、最適な人選です。
当日は、「誇張抜きで好きな先輩とできて嬉しい」「大好きな後輩よありがとう~」みたいな会話もあってニヤニヤしちゃった。

イベント系のライブって、主催がバンドとかイベンターとか色々あると思うけど、事務所の場合は無理やり仕組まれた感があって萎えることもありますが、最適人選とゲストのお陰で、私の捻くれた目線を物ともしない、素敵な音楽と笑いに溢れた楽しいイベントでした。


開演前の影アナはこの2人。楠木さんはSMAなのですね。戸谷さんって誰?って思ったら、「チェンソーマン」のデンジだった。デンジ&マキマで揃えたのか。さすが天下のSMA。

🔸AMEMIYA

飛び入りゲストがいると発表されました。オープニングアクト的に「SMA50周年はじめました」というネタをささーっとやって去って行った(笑)

🔸マツモトクラブ

ラーメン屋の店長が、バイトの女の子(声のみ)に恋をしていて、その相談お便りが店内に流れるラジオ番組で読み上げられ、店長パニック!という1人コント。緻密に作り込まれたコントが好きなので、すごく面白かったです。しかも、絶妙なタイミングでフジとユニゾンの楽曲が使われました。店内ラジオのリクエスト曲として「LIFE」、店長と女の子の未来を象徴する曲として「kaleido proud fiesta」。特にカレイドは、状況と歌詞のミスマッチ具合が滑稽で笑いを誘いました。
自分の好きな曲が生の舞台で使われるという楽しい体験が新鮮。山斎のために作ってくれたんですね。昔よくお笑いライブに行っていたのですが、やっぱり生の舞台はそこにしかない空気を味わえるから好きだなと思いました。

🔸山斎

コンビ名は総くんが命名したそうで、苗字を取って「山斎-SANSAI-」。造語かと思いましたが、"山の中にある休憩のための山荘"という意味のある単語だそうです。その設定にのっとり、SEで鳥の鳴き声を流し、ゲストが来る度に重厚な木の扉が開くSEが鳴らされました。

総くんが朱色、宏介がエンジっぽいスーツで登場。2人ともアコギを装着、ゆるーい感じでスタート。足元にはそれぞれちっちゃなバスドラも。宏介はソロで使ってないけど、総くんはバスドラを駆使してるイメージがあります。

1曲目に歌ったのは、全く知らない曲のカバーだったのですが、マイナー調でうら寂しく、どこか懐かしいような、昭和生まれのDNAに染みついているようなフォーク。大先輩、村下孝蔵氏の「踊り子」という曲でした。2人のハーモニーを聞きながら、「狩人のあずさ2号とかもめっちゃ似合うだろう、聞きたい!(SMAの先輩じゃなさげだけど)」などと妄想が肥大。

メインが総くんで下ハモが宏介。ハイトーンが特徴的な宏介が下ハモを歌うのが新鮮だし、いつもと違った落ち着いた魅力が滲みじていてすごく好きだったなぁ。♪Uh〜っていう低温が渋いのなんの。うひょひょ(オタク喜びポイント)

ライブ終盤で集合写真を撮影する際、宏介が客席に「どれが一番良かったですか?」って聞いていたけど、私は「踊り子」が一番好きでした。本家の動画を見ましたが、なるほどレジェンドだー!と圧倒されるパフォーマンスです。

2曲目は、よくよく慣れ親しんだギターリフに心が踊ります。YUKIの「JOY」でした。ギタージャンボリーのセットリストを知らなかったので2人の持ち曲だとは知らなかったし、YUKIがSMAであることにも違和感があったので余計にびっくりして嬉しかったのでした。

メインボーカルは宏介。私がファンになるずっと前、弾き語りでYUKIを選曲したことがあると知っていたので、いつかYUKIを歌う斎藤宏介を見てみたいという念願が叶いました。嬉しすぎてニヤニヤが止まらず。やっぱりとっても合っていました。「樫の木が揺れる日は、すぐに思い出してね。私を。」の伸びがたまらなかったです。ウキウキ過ぎてPVのJOYダンスを踊りたくなってしまった。「死ぬまでドキドキしたいわ〜」で、総くんが「したいわ〜」の追っかけをしていて、それも良かった。

「木村カエラをカバーするのでは」と勝手に妄想していたので、3曲目がカエラちゃんの「リルラ リルハ」で「やっぱり!」ってテンションが上がりました。こちはもメインは宏介で、サビは総くんで宏介下ハモなのもバランス良き。総くんがいつもより柔らかいハイトーンなのも新鮮だなぁと思います。 
宏介が女性アーティストの曲をカバーするの好きなんだよな。彼の新たな魅力と、曲の新たな魅力に気付かされる感じがあります。

「今日はほぼカバーです」と最初に説明がありましたが、早くもフジファブリックの「ブルー」を。宏介がブルーを歌ったことがあるかちょっとすぐ思い出せませんが、持ち曲よりも低いキーなのでシメシメと思う。いつもと違う姿を見たいからね。「なんでだろう」が、独り言を喋ってるみたいなニュアンスで好きでした。1番を丸っと宏介が、2番は総くん(たまにハモり)。2人ともギターの達人なので、アコギ2本か?って疑うような豊かでメランコリックな音色にも聞き入る。なんだかバックに幻想的な夕焼けが見えてくるみたい。
ってことはユニゾンかXIIXの曲もどこかでやりそうですね。何やるのかな(期待)。 

🔸ゲストコーナー

ここで2人のSMA所属女性アーティストを呼び込み。2人ともそれぞれチャイムを鳴らし、重いドアを開けてやって来てくれましたよ。こんな夜に女性1人で山道は危ないよw

・Anonymouz

1人目はAnonymouz(アノニムーズ)ちゃん。宏介が愛称を「アノニーちゃん」と命名していた。マロニーちゃんイメージのようです(笑)
全く存じ上げなかったのですが、まずは名曲「愛のしるし(PUFFY)」を3人で。ボーカルはアノニーちゃん。
初めて聞くアーティストさんなので、カバー曲を聞いたところで、ご本人のアーティストイメージが掴みづらかった。いきなり大先輩の舞台に放り出されて、なかなか緊張していたようにも思いますが、その後に披露した自身の楽曲「シガレット」が、「愛のしるし」とは雰囲気がらりと違うので、なるほどこういう感じなのね、と納得する。ゆるいラップ調があったり、おしゃれでポップなんだけど、どこか70年代っぽさもある。
調べたら「シガレットfeat. xea」と言うことで、別アーティストをfeatした曲でした。原曲を聞いてみたのですが、xeaさんが歌っている箇所を宏介が囁くように歌っていたのだなと気づきました。グッドバイヴスでしたわ。XIIX寄りっちゃXIIX寄りかも。アコースティックでこういう曲やるのもいいよねぇ。

アノニーちゃんは、ユニゾンの初の直属の後輩ちゃんで"チーム高橋"だそうです。SMAは組織が大きいので、普通の会社みたいにOJT的な配置をするらしい。ユニゾンは昔、堂島孝平くんが直属の先輩だった話も有名ですね。(私は堂島ファンなので、そこからユニゾンを深く知るきっかけにもなりました。ありがとうSMA。)
高橋さんはなんとなく最近お顔がわかったかも。田淵の活動現場のステージ袖などで甲斐甲斐しくお仕事してるお姿をしばしばお見かけするような気がします(確信はない)。絶対いい人(適当)。

・竹内アンナ

お次は竹内アンナちゃんです。アコギを携え参上。私は竹内アンナちゃんを生で見るのをとても楽しみにしていたのです。ずっと「歌もギターも素敵だなぁ、ライブそのうち見れたら」と思っていたので。
私も総くんと同じくよくJ-WAVEを聞いているのですが、先日アンナちゃんがYOASOBIの「アイドル」をアコギ1本で弾き語りをしていたんですけど、ギター1本で緩急をつけた表現力が素晴らしく、弾き語りだからこそアイの切ない気持ちがよりダイレクトに伝わってくる感じがあって、会社で聞いてたのに思わず涙が出ちゃったことがありました。

アンナちゃんが選曲した先輩の曲は、東京スカパラダイスオーケストラの「美しく燃える森」。おお!ギター3本でスカ。歌もギターも上手いことは知っていましたが、想像以上にかっこ良くて痺れました。ファルセットの感じなど、独特のアンナ節だなぁと思って、いつもハッとさせられます。ちょっと巻舌入ったの、椎名林檎みたいでかっこ良かったわ。間奏で♪パパパ〜ってスキャットしてたのも良き。

ひたすらスカのリズムを刻んでいる宏介の職人っぷりも良かったな。3人ともギター上手いけど、私はつくづく宏介のアコギの美しい響きに魅了されているなと感じる。ソロパートを聞くと、ああこれこれ!私が聞きたかった音!と身体が反応する。他と何が違うのかわからないけれど。

それから自身の「Free! Free! Free!」を3人で。アンナちゃんはロス生まれなので英語の発音が美しい。「Free」の発音というか、メロディーへの乗せ方が耳にとても心地が良いのです。この曲は何度も音源で聞いたことがありますが、生の弾き語りだとリズミカルさが増して聞こえて楽しかったです。

なお、アンナちゃんは堂島孝平チームだそう。私が最初にアンナちゃんを知ったのも、堂島曲にコーラスで参加していたからだったな。完全にSMAの戦略にはめられている私。

🔸SAKURAI

この方のこと全然知りませんでした。R-1見ないからな、スミマセン。ギター芸人さん。いったん山斎は捌けてお1人でネタを。駅前に富士そばがない駅、SAKURAIさんが自転車を盗まれた年をギターに乗せて連呼。

その後、SAKURAIさんと同じくサングラス着用の2人が登場し、まさかの「でゅおーしても伝えたいことが!」と大きな声を出す宏介に会場が爆笑。3人で一緒にネタを披露です。まさかそんなことまでやるとは思ってなかったのでびっくりした(笑)

斎藤→首の後ろ左肩右腰ふくらはぎ、ライブ後に疲れる場所!
(ギター背負ってるからね笑)
山内→こめかみ鼻毛眉毛ヒゲ、白髪が増えてきた場所!
(総くん私もこめかみやばいわwww)
SAKURAI→フジ山内・加藤、ユニゾン田淵、アノニー、宣材写真で歯を見せてるやつ
(田淵も普段は歯見せないことが多いですが、今回は20周年だからね笑)

総くんはいつもの天然な感じなのだけど、宏介がノリノリですごく楽しそうでした。普段は使ってない声出してる?ってなスペシャルな声色もあったし、ふざけてる割にネタをしっかり自分のものにしていて完成度が高くて笑いました。お笑い好きの本気具合が伝わって来た。ギター芸人さんとこういうコラボができるのもSMAだからこそですね。

🔸山斎 メドレーコーナー

SMAの先輩方の曲をメドレーしよう、という総くんの提案に、
斎藤「そんな  とつぜんいわれても  できません(棒)」
山内「いや  きみならできるよ(棒)」
というミニコントがあり(笑)、名曲メドレーが披露されました。ナイスな案ですね!以下、メドレー内容。

Paradise Has No Border(東京スカパラダイスオーケストラ)
シャングリラ(チャットモンチー)
トリセツ(西野カナ)
紅蓮華(LiSA)
サマーヌード(真心ブラザーズ)
アジアの純真(PUFFY)

アコギ2本でやるスカ(インスト)っていうのもいいですね!みんな大好き「Paradise Has No Border」、「オイ!」ってついやっちゃう。この曲はSKY-HIともコラボしてるので、FLYERSの私には馴染み深い。この日は全指定席で着席しての観覧で、それはそれでラクで良かったのですが、こういう曲は立ち上がって踊りたくなっちゃいますね。

チャットモンチーも西野カナも事務所を意識したことがなかったので、おお!という驚き。「シャングリラ」のあのイントロのリフは、魔法みたいにドキドキしちゃうな永遠に、と改めて思ったし、えっちゃんの「ああ〜あ〜」と、総くんの「ああ〜あ〜」はだいぶニュアンス違うな、総くんオリジナルの響きに感動する。
「トリセツ」も永遠に名曲ですね。2人が歌ってもピッタリだった。

宏介が「紅蓮華」をメインボーカルでハンドマイクで。似合わないわけがないので、何度も歌ってるような錯覚に陥ってしまう。イメージはぴったりなのですが、LiSAのカバーは前にも聞いたことがあるし、個人的には斎藤宏介っぽくない曲(キー低め)を聞けた方が嬉しいのです。
総くんの「サマーヌード」もイメージぴったり過ぎた。SMAまじで名曲揃い。

そろそろ大御所のユニコーン(または奥田民生)来るかな?と思ったら、2度めのPUFFYだった(民生とも言えるが)。亜美・由美のハモリを総一郎・宏介がやるのもなかなか良かったわ。2人で「アジア!」って言うの可愛らしい。

🔸山斎

ここでどなたかの衣装(ジャケット)を羽織る2人。ご本人から借りてきたそうです。全然誰だかわかりません。SMA所属ミュージシャンを把握していないし、SMAで大御所っていうとユニコーン(奥田民生)ぐらいしか思いつかない。
総くんが「これならわかる?」と、サングラスを顎にかけたので、会場が「あー!!!」と沸く。思い出した、懐かしい(笑)
そんなわけで、CHEMISTRYの川端氏(山内)と、堂珍氏(斎藤)に扮した2人が渾身のカラオケを披露したので、今日イチで涙が出るほど笑ったのでした。だってハンドマイクをいいことに、宏介が歌いながら客席に向かってディナーショーのようにエア握手を始め、総くんは「それはご本人らもやってないやろwww」と突っ込んでいてさらに爆笑。

正直カラオケにはあまり興味がないけれど(ギターが聞きたい)、男性ボーカル2人ユニットの曲なので、2人が別パートに分かれて歌のみに集中してじっくり聞かせてくれた、という意味ではとても良かった。低めの音域が心地よかったです。

CHEMISTRYは確かにレジェンドだけど、近頃は公であまりお見掛けしない気がするのですっかり存在を忘れていたな。フジファブリックのデビュー当時、マネージャーに「CHEMISTRY(事務所の稼ぎ頭)に食わせてもらってるんだ!挨拶しろ!」と強要されて挨拶したエピソードなども話していた。会社ってそういうものだよね、売り上げのある部署とそうではない部署と(笑)

そういえば、山斎のきっかけとなった「おなじむ」で、SMA女性社員が選ぶ2人にコラボして欲しい曲がCHEMISTRYだったことを思い出しました。ここに来て実現、しかもカラオケで(笑)

再びギターを持ち、ラストはなんと「One Night Carnival(気志團)」だった。気志團ちゃんもSMAだと意識したことがなかったので大喜び。楽しくて一緒に「Ah-hoo!」「Angel!」ってやっちゃう。弾き語りの「One Night Carnival」は意外性があって素敵でした。黄色いミラーボールも回っていて本編ラストに似つかわしい雰囲気たっぷり。

宏介の「俺んとこ来ないか」を含め、2人の演技ちっくな台詞がなかなか良かったです、俳優部門でデビュー狙ってますか?(狙ってない)
途中、山斎ならではの台詞も入りました。「今日の参加メンバーやスタッフに!」「ロックンロールに!」「お前らに!」「♪恋してるのさぁ~」みたいな感じで。
2人ともマジで台詞調の歌詞が上手だと思ったので、自分達の曲でもやったらいいんじゃない?って思ってしまった。ユニゾンの「流星前夜」で台詞を喋る宏介を連想。いつか「行こうぜ!ピリオドの向こうへーーー!!!」的な台詞を入れた曲を作っても面白いかもしれません(適当)。

🔸アンコール

転換中にフジの「プラネタリア」とユニゾンの「何かが変わりそう」が流れました。再登場して宏介が、「曲に合わせて手拍子してくれているのに、変拍子になって申し訳ないw」って言ったので会場が笑う。手拍子しづらくて変な感じになりましたね。
総くんが「ベースの人(作曲者)がいろんな意味ですごいよね」と言い、「そういうやつらと20年一緒にやってる俺が一番変なんじゃないかと最近気づいた」と宏介が言えば、総くんが「君だいぶ変よぉ。俺は前から知ってるけど!」「類は友を呼ぶw」などの微笑ましいやり取りがありました。
私も意外と宏介が一番変かもしれないと思っていますよ(褒め)。

ここでカバーではない2曲目、ユニゾンの「シュガーソングとビターステップ」が披露されました。1番は総くんがサビを歌い切りました。恐らく通常よりキーは低そうだけど、総くんにはだいぶ高いように思いました、それでもサビもばっちり張ってくれていて清々しく、ありがとう!という気持ちに。
そして歌以上に見せ場だったのが、だいぶ尺長めの間奏のギターセッションとギターソロ。どう転がるのかわからなくてワクワクしたし、永遠に続いてくれ!と聞き入るようなセッションでした。やっぱりカラオケより、こういうライブ感のあるセッションにときめくのよ!

ラストは出演者みんなで、「これからSMAの皆でさすらっていこう」ということで(笑)、民生御大の「さすらい」を。締めにぴったり。

トータル2時間15分ぐらいかな、思ったより曲数が多くてびっくりしました。総くんが「曲たくさん覚えた、コスパ悪い(笑)」って言ってたけど、覚えるの大変だっただろうな。
「また会おうな、元気で!」って総くんが去り際に。また山斎に会いたいですし、東京以外でもやってあげたらみんな喜ぶのでは、と思いました。

🔸MCとセットリストなど

・MC

曲の合間にゆるゆるトークしてました。どこで喋ったか覚えていませんが、印象的だったことを羅列。

・普段は1人でしゃべることが多い宏介、「総さんにおんぶに抱っこ」だと話していました。確かに、XIIXはすってぃがいるけれど、ユニゾンでは1人で背負ってるから大変そうだなと思うことがあります。全然喋らない方が楽だろうね。

・2人で飲みに行ってもずっとギターの話をしている、「総さんがギターに例えてくれて嬉しい」と宏介。総くんが、「俺がキモい感じになるからやめてw」と焦っていた(笑)どんな例えかと言うと、「斎藤くん、仕事し過ぎだからたまには休めよ、どんな1弦でも張り替えないと切れるぞ」と。総くんが「俺キモくない???」って気にしてたけど、宏介はめちゃくちゃ嬉しそうでした。キモくないよ、うまいよ、そして本当に優しいな総くんは。

・事務所縛りとかなくやってもいいよね、とも話していました。私はくるりをやって欲しいな。2人共好きだし、総くんはサポートしてたこともあったし。何の曲か忘れましたが、イントロで「なんだかくるりっぽい前奏!」って思った瞬間があったんだよな。「斎遊記」でやった斎藤和義もまた聞きたいなー。

・どうでもいいんですけど、もし志村正彦が生きていたとしたら、志村と宏介が一緒にやっていたのだろうか、とふと妄想してしまいました。総くんのファンでもありますが、志村のファンでもあるので。

志村がいなくなっちゃった後、怖くてフジを聞けない期間がありました。ある年の「VIVA LA ROCK」で、宏介が「若者のすべて」をカバーしたのですが、全身全霊の渾身カバーを聞いてえらく感動して、思い切って新生フジのライブを見てみよう、という気持ちになったのでした。その後、総くんがどんな思いでボーカルを引き受けたのか追って知ることになって、そりゃ号泣するよね。
そういうことも含め、この2人が活躍しているのはとても嬉しく、私の中で宝物の2人だなと思っています。

・セットリスト

【AMEMIYAのネタ】※シークレット

【マツモトクラブのコント】

※挿入歌で使用
LIFE(フジファブリック)
kaleido proud fiesta(UNISON SQUARE GARDEN)

【山斎】
踊り子(村下孝蔵)
JOY(YUKI)
リルラ リルハ(木村カエラ)
ブルー(フジファブリック)

【ゲストコーナー】
愛のしるし(PUFFY) w/ Anonymouz
シガレット(Anonymous)  w/ Anonymouz
美しく燃える森(東京スカパラダイスオーケストラ) w/ 竹内アンナ
Free! Free! Free!(竹内アンナ) w/ 竹内アンナ

【SAKURAIのネタ/山斎も一緒にネタ】

【山斎 メドレーコーナー】
Paradise Has No Border(東京スカパラダイスオーケストラ)
シャングリラ(チャットモンチー)
トリセツ(西野カナ)
紅蓮華(LiSA)
サマーヌード(真心ブラザーズ)
アジアの純真(PUFFY)

【山斎】
PIECES OF A DREAM(CHEMISTRY) ※カラオケ(笑)
One Night Carnival(気志團)

en.
シュガーソングとビターステップ(UNISON SQUARE GARDEN)
さすらい(奥田民生) w/マツモトクラブ, Anonymouz, 竹内アンナ, SAKURAI

・ナタリーのレポート


・総くんギター本

総くんのギター変態っぷりが知れてとても面白かったです。斎藤宏介のも読みたいから作って欲しい。

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