『異能機関』スティーブン・キング 読了!
【ホラーの帝王】は健在でした。
夢中で本を読んだ子供の頃が思い出されます。
得がたい読書体験でした。
楽しすぎて、途中で何度か感想コメントを書きました。
ここでまとめておきます。
読前⇒冒頭60P⇒下巻突入⇒読了
臨場感が伝われば、と思います。
読前
キングの新刊を手にすると、いつも軽い戦慄が走ります。
「どこへ連れて行かれるのだろう」と。
今回もそんな気になる表紙カバー。しかもこの作品は恐怖の帝王、キングの王道回帰だそうです。 油断しないで読もうと思います。
【主な登場人物】が29人!
冒頭60P
面白い! 元警察官のティムの話だけで最初の60ページなのですが、もうティムの小説で良いのでは? しかし次の章のタイトルが「神童」なので、いよいよメインストーリーが始まるようです。 これ以上、面白くなったらこの『異能機関』、「ファイアスターター」か「ミザリー」クラスですよ
(当社比)。
下巻突入
下巻に入りました。
ついにルークとティムの邂逅。
ここまで長かったです。
苦難を乗り越えてきたルークはティムを警戒し、ティムはルークの身の上を案じつつ陰謀を予感します。
二人が少しずつ気持ちを通い合わせていく様子が、ほんとに胸熱です。
これからルークや子どもたちの逆転劇が始まるのかと思うと、楽しみでなりません。しかしラストには予想外の何かが待っているのでしょうね。
読了
何度も押し寄せる興奮、スリル、感動、恐怖の波に翻弄されました。
そして絆と信頼!
主人公と一緒に長い旅をしたように疲れました。
しかしこのまま寝てしまったら、きっとあの『大きな電話』を夢に見ることでしょう。
キングはほんとにすごい!
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