【読書感想文】天才と発達障害

天才と発達障害 - 岩波明

https://www.amazon.co.jp/天才と発達障害-文春新書-岩波-明/dp/4166612123/ref=nodl_

Runny Noize/ラニーノーズの山田さんがYouTubeの個人配信で紹介されてた本。
ずっと小さく引っかかっていたことがすっきりした。

ADHDの診断を受けた事はないけれど、ある条件下に於いて極端に注意散漫になったり、思考がまとまらなくて頭の中が常に渋滞起こしてたりっていう特性に説明がつけられて、
あーなるほどー。と思えた。

【マインドワンダリング】
私の頭の中が常に大混乱、大渋滞、支離滅裂な状態の名称。
一個のことを何回もぐるぐる考えたり、3つぐらいのストーリーが同時並行で進んで行ったり、人の話聞いてても頭で別のことも考えてたり。
あるあるすぎて。
多動って挙動不審な動作だけじゃなくて頭の中の事も指すんだなと思った。

【注意欠損】
読んで字の如く。
たまにある。
炸裂してあり得ない事態を引き起こす。
そして、上のマインドワンダリングで起こしたミスについてぐるぐる考えて落ち込む。負のスパイラル笑

ADHDの傾向にある人は決められた仕事とかではなく創造していく、その人のペースでできる仕事が向いているらしいのだけど、
お母さんを筆頭に私に絶対起業したほうがいい!会社勤め以外の職業したほうがいい!って言ってくる人がやたら多いのだけれど、その人たちは私をよく見て私の特性を理解してくれているのだなあと思う。

ひとつ疑問なのは、私中学卒業するまでぐらいは忘れ物も遅刻も全然しないし、授業や人の話も集中して聞けるしで注意欠損も多動もなかったのです。
本書内でも一般的にも子供の頃に顕著に現れてだんだん落ち着いてくるとあるのだけれど、私の場合は全くの真逆。
年々酷くなっていく傾向にある。
なので、本当にADHDじゃなくてただただ脳がバグってきてるだけ説 笑

最後に自分用のメモ残しときます

【セレンディピティ】
イギリスの小説家が作った造語。
素晴らしい偶然に出会うことや、予期しない新たな発見をすること。

【日本の不寛容さは多様性の無さ】
巻末の文章の要約だけれど、私が常々感じていたこと。アメリカを経験して、やっぱり日本は生きにくいな…と思う根本の原因。

読書感想文書くのも好きなのでたまに読書感想文も上げていこうと思います。
過去に書いたやつとかも上げるかも。

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